Mickey's world

libramikio.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2018年 04月 ( 11 )   > この月の画像一覧


2018年 04月 29日

落ち込む

e0126386_21195950.jpg
すこし落ち込んでいる。
昨日、坐禅を組んだ際、左足のふくらはぎ辺りの筋をおかしくしてしまった。
はじめの回は結跏趺坐を組む際、多少の違和感があったが数息観を続けるうちに自然と馴染み問題はなかった。
5分の休息の際、足を解くかためらったが結局解いた。

そして次の回。
あらためて足を組んだ時に何かが違った。
すでに全員が坐禅に入っている中で、所作を乱す訳にはいかない。
痛い。足が痛い。ものすごく痛い。
しかしどうすることもできない。
泣きたい。足をほどきたい。でもたかが20分じゃないか。我慢したい。厳しい。

悶々とした後、柝(たく)が打たれた。
我慢を通した。
しかし、足はおかしくなっていた。
僕は坐ることもできない。
打ちのめされた。
e0126386_21201143.jpg
今、医薬品の湿布を貼っている。
情けないが、事実だ。

坐ることに問題があるなんて情けない。
早く精進して空を自由に飛びたい。


by libra-mikio | 2018-04-29 21:58 | Mic記 | Comments(0)
2018年 04月 24日

群れ

e0126386_20135921.jpg
群れは喧しい。

群れは否応ない。

群れに個の自我はない。

群れを外れたい。

でも群れを外れるのは勇気が要る。

個の自由に憧れる。

でも個は、孤独だ。

孤独は、美しい言葉だが、寂しい。

寂しいのは悲しい。

つまるところ、堂々巡りとなる。
e0126386_20141483.jpg


by libra-mikio | 2018-04-24 20:20 | Mic記 | Comments(0)
2018年 04月 22日

光と翳、相対

e0126386_19491282.jpg
坐禅を終えたのち円覚寺の庭をたゆたう。

華美にならぬほどに牡丹やシャクナゲが植えられた一画がある。
まだ午前中なので参詣客も多くはなく、ドイツあたりからと思われる老夫婦が一組、僕と前後して小径を歩いている。

老杉や多くの樹々により、花に当たる光は刻々と変化する。
握った拳よりも大きい花に、ちょうど光と翳の領域がせめぎ合っていた。

數瞬前にはすべて光の中にいた。
数瞬後にはすべて翳に入るだろう。

相対である。
花は光によらずそこにある。
しかし花は、僕が見ているからそこにある。
もしも僕が見ていなければ。
逆に、もし花が僕を見ていなければ。

宗教ではなく、本来の意味での般若の叡智を感得したい。
これはすでに恋である。


by libra-mikio | 2018-04-22 20:16 | Mic記 | Comments(0)
2018年 04月 18日

どうしたらいいのだろう

e0126386_21500256.jpg
今朝、毎日新聞のページをめくると飛び込んできた写真とタイトル。
右下に続くキャッチには、ピューリツァー賞とある。
ああ、この母子は艱難辛苦を乗り越え、無事にバングラに到着することができ、周囲の人も祝福をしているのだ。
と、思った。
大変な脱出行であったのだな・・・。よかった・・・。

ふと、写真上のキャプションを読む。
「ロイター通信が撮影したロヒンギャ難民の一枚。バングラデシュに逃げる際、船が転覆して死亡した子供を抱きながら涙を流す母親を写した=ロイター」

この感情の落差は大きかった。
一体、どうしたらいいのだろう。
赤ん坊は、死体なのだ。

一体どうしたらいいのだろう。


by libra-mikio | 2018-04-18 22:07 | Mic記 | Comments(0)
2018年 04月 15日

またひとつの青春

午前中は嵐のようであったが、神奈川の海沿いは午後には穏やかになった。
久しぶりに横須賀に足を伸ばすと、今日は防大生を始めいろいろな教育隊の生徒たちが、のんびりと街に出ていた。
それでも集団行動であるから、多分課外実習のようなものなのだろう。
e0126386_21093674.jpg
港のヴェルニー公園に来ると、前方から彼女たちがやってきた。
多少のためらいは有ったがとっさにレンズを向けた。もちろんミッキーズ・スマイルを浮かべて(笑)

先頭を歩く方は引率する先輩であろう。多少緊張していた。
が、後ろの女の子たちはみんな大きな買い物袋を持ちにこやかで、嬉しそうだった。
写真には写せなかったが、後方の女の子たちの何人かは僕の前を通る時、いたずらっぽく敬礼をしてくれた。
もちろん僕も敬意を払って答礼。
それを見て、また彼女たちは嬉しそうに笑っていた。
e0126386_21095218.jpg
おそらく海自の横須賀教育隊に所属する方たちだと思う。
皆さんの制服はややブカブカでちょっと気の毒な気もしたが、凛々しさと愛らしさの両方を振りまいていた。
様々な青春があるが、この光景も、またひとつの青春群像である。
繰り返しになるが、僕に向かって敬礼をしながら去って行く瞬間の、あのいたずらっぽい目が忘れられない。
ありがとう。
               
e0126386_21100186.jpg
彼女たちのうちの何人かは、いずれあの自衛艦に乗組み、専門的な要職に就くことだろう。
危険で崇高な任務だが、彼女たちに不幸が訪れることがないことを祈るばかりである。


by libra-mikio | 2018-04-15 22:07 | Mic記 | Comments(0)
2018年 04月 08日

花まつり

e0126386_19095856.jpg
きのう円覚寺での坐禅会が終わったあとに、お坊さんが「明日は花まつりです」と言った。
そうか、花まつりなら明日も鎌倉に来よう、そう決めた。
連日円覚寺に行くのも・・・と思い、今日は東慶寺に足を運んだ。
苔むす藁屋根の門を背景に遅い枝垂れ桜が遠慮気味に咲き、いかにも鎌倉仏教の素朴さを体現していた。
そして東慶寺の花まつりである。
どのような侘び寂びに包まれるのか。
ところが・・・




e0126386_19163415.jpg
え。
東慶寺のお釈迦様は金ピカだった!
甘茶の柄杓こそ真新しい竹で風情があるが、お釈迦様のそのお姿は・・・
うーーーん、みんな真顔で手を合わせるし、もちろん僕もそうはしたが・・・
e0126386_19092987.jpg

なんていうか、バチが当たらないことを祈りつつ書くが、お釈迦様、いつから角栄さんになられたか。
もうほんとに、ちびの田中角栄じゃありませんか!
「よっ。」
「皆さん、こんなことが共産党の世の中でできまつか?」
いま、絶対そう言った(笑)




e0126386_19094243.jpg
うーーーん、やっぱりこっちのほうがいいなぁ。
でも、花まつりって、そういうムードなのかもね(笑)


by libra-mikio | 2018-04-08 19:39 | 季節 | Comments(0)
2018年 04月 07日

雲水とゲーテ

e0126386_21595885.jpg
円覚寺居士林にて入堂を待つ時、修行僧が遠くに姿を現した。

Nur wer die Sehnsucht kennt, Weiß was ich leide.
憧れを知るもののみ、わが悩みを知らめ。

一瞬、雲水とゲーテが重なったように思えた。


by libra-mikio | 2018-04-07 22:33 | Mic記 | Comments(0)
2018年 04月 05日

お揃い

e0126386_22393528.jpg
お揃いで潮風を受けるのが、楽しくて仕方ない。

箸が転んでも可笑しいし、さざ波が寄せればなお可笑しい。

彼女たちは互いの髪が風になびくのを見るたびに、痛々しいまでの相似愛を感じている。

涙が出るほど笑いながら、その涙のわけが、きっと今はまだ言葉で整理できない。

e0126386_22394893.jpg



by libra-mikio | 2018-04-05 22:56 | Mic記 | Comments(0)
2018年 04月 03日

あちこちの桜


e0126386_22054830.jpg




秀吉が北条を攻めた小田原の石垣山一夜城、二の丸に咲く桜。
歴史に詳しい訳ではないが、ここに陣取って北条を苦しめた秀吉の、無邪気と凄みを感じさせる。
写真では判りにくいが、かなりの大木である。
-----------

何故か今年は桜が愛おしい。
これまでさほど桜にはこだわらなかったのに。
訪れる場所々々での出逢いが嬉しい。
(あ、この「ノマ」の使い方、合っているかなぁ)
そして、桜たちが散ってしまうまでになんとか想いをとどめておきたくて、近頃の僕には珍しく連夜書き続けている。
でも、きっと今日が潮時のような気もしている。




e0126386_22060097.jpg


箱根にある、宮城野保育園園庭の桜。
ここに写ってはいないが他にも古木と言える大きな桜が点在する。
広い保育園であり、温泉街なればこそ保育の需要が古くからあったのだろうと勝手に思いを巡らす。




e0126386_22053303.jpg


先程の一夜城脇にあるヨロイヅカファームの桜。
少しひねくれて、桜にはバックに回ってもらった。
この日も朝から晴天で、なお美さんのモニュメントが光る相模湾に溶け込んでいた。
なお美さんは、幸せ者だ。


by libra-mikio | 2018-04-03 22:43 | 季節 | Comments(0)
2018年 04月 02日

柔らかな対比

e0126386_20240729.jpg
僕は、例年に比べこの数日、不思議と多くの桜に出逢うことができ幸せを感じている。
今年の桜は早い。そしてきっと疾い。
だから花吹雪になってしまう前に、ぜひともこの気分をここに定着させておきたい。

土曜日、仕事で静岡県の藤枝に行った。
昼休み、近くを流れる瀬戸川沿いを散歩した。
X30をバッグに忍ばせてきて正解だった。
しなやかな陽光に包まれ、見はるかす遠くまで堤の桜が圧巻だった。

昨日の写真とは違い、このときはソフトフォーカスを選んだ。
背景の山にも様々な緑が復活しており、桜、青空、雲との対比が柔らかく、それを表現しようと思った。
そして、想いどおりの写真が得られたと思っている。
e0126386_20235027.jpg


by libra-mikio | 2018-04-02 20:45 | 季節 | Comments(0)