Mickey's world

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2017年 11月 25日

退職金で新車を買った

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退職金で新車を買った。
電動アシスト自転車!
17万円もする(笑)

こいつが何とも言いようがないほどよく働く。
鎌倉、葉山は当たり前、横須賀のネイビーバーガーが食べたくなれば東向きにGO、箱根の紅葉を見たければ西向きにGO!
いやぁ、いい買い物である。

この日、葉山の隠れた公園になんとなく赴いた。
午後3時。
なんて絵になるシルエットだろう。




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腰越まで戻ってきた午後4時半。
もう、こんな時間に日が落ちるのだね。

この新車を買って、つくづく良かったと思う。


by libra-mikio | 2017-11-25 22:03 | Comments(0)
2017年 11月 23日

出来事

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何があったか知らねぇが、海で別れ話はご法度だぜ。

兄さん、あんた姐さんに無理を言ったんじゃないのかい?

姐さんは兄さんのものじゃないんだよ。・・・そう思いたい気持ちも判らなくはないけどよ。

姐さんは一人の人間さ。そう、立派な人間さ。そんなイロハが判らなくてどうする。ガキだと言われたって仕方ねぇやな。

しかし踵を返したのは、まだ善かった。世の中には隠れて付きまとう輩も多いって言うじゃねぇか。




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姐さん、いろんなことがあると思うが、大事なのは自分だぁ。

安く売ることはねぇ。

おっと、売るなんて言葉は、また物議を醸すな。

とにかく、アタシを精一杯、いや、二人を精一杯伸ばし合える野郎と巡り合うこったな。


by libra-mikio | 2017-11-23 22:18 | | Comments(0)
2017年 11月 21日

陰影考

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日本の秋の美は陰影が無ければ存在しない。
ただ単に色彩の美しさだけではない。

光の色は、影が有りてその美を更にいや増す。
谷崎純一郎の陰影礼賛は少しネガティブだが、その辺りの機微を理知的に洞察する。

しかし本当のことを言えば、仏道に恋い焦がれる身として、相対の関係に執着してはならぬのだが。




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そうは言っても、陰影は生に必要な塩分の如く、愚人にとり必要なのだ。
・・・ははは、そんなことを言っていたら、僕は仏道など口にする資格もない。
面倒なことは考えず目の前にある美をいただこう。




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懐古園の秋は、つまらぬ僕の想いなどを笑う以前に、全き唯我独尊を be している。


by libra-mikio | 2017-11-21 22:23 | 陰翳 | Comments(0)
2017年 11月 18日

空のvermilion

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初めて買ってもらった12色の色鉛筆の中に、vermilionという色があった。と思う。
カタカナでバーミリオンだったかもしれない。
好きな色だった。
朱色ではなく、朱鷺色でもなく、幽かに黄色い領分があった。

僕ら子供は、色鉛筆の細い胴に刻印してある字を見てから、その色を認識したのか。
それとも既に知っている色を、刻印の名前として認識したのか。

その日は懐古園の脇に立つホテルを予約しており、早目に入ってゆっくりするつもりであったが、どんどん空が焼けて来た。
さっきまで蒼空に消え残っていた白い飛行機雲が、つるべ落としの暗がりの中で異様な速さで赤く変化していた。
懐古園は小諸の傾斜の深部にある。
高い所に行って、あの雲が妖しく変わっていくのを見たい!

浅間に向かいクルマを走らせる。ぐんぐん高度が上がっていく。
浅間サンラインまで登ると、もうとっぷりと暮れ、反比例するようにあの雲はvermilionに輝き始めた。
地名も判らぬ四辻にクルマを停め、喘ぐような気持ちでレリーズした。
手がかじかんでいた。


by libra-mikio | 2017-11-18 18:11 | | Comments(0)
2017年 11月 16日

落葉松

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若き日、落葉松は空気の如く身近にあり、若葉や黄葉を見ることは呼吸をすることと同義であった。
あまりにも近しかった故、その後都会に戻っても心の中に生き続け、再確認する必要がなかった。

今でもその気分は濃厚に残っているが、人生の節目を迎え、改めて個人的なセレモニーとして落葉松林に向かい合うことにした。
彼らは僕にどのような記憶の断片を紡ぎ出させるのか。




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記憶の断片を・・・と書いたが、やはり特別なエピソードは顕れない。
視覚としては。
そう、興味深いことだが、改めて向き合うと視覚よりも嗅覚の方が何かを浮かび上がらせようとしている。
臭いの残像とでもいうのだろうか。
本来思い出したかった大学時代のことではなく、高校時代に軽井沢で夜通し星を見た印象が深海魚のように心に登ってきた。
それはそれで僕が光っていた時代だ。




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とりとめのない話になりつつあるが、思い出などは、もとより夢のようなものである。
落葉松の黄葉は、僕にとり特別なものではなく、ベッドの枕のようなものなのかもしれない。


by libra-mikio | 2017-11-16 23:00 | 季節 | Comments(0)
2017年 11月 12日

古城

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小諸。
古城。
移ろう時。
儚さ。




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文化。伝統。民度。
凛とした意気。
育む時間。
ERAの積層。




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華麗。
うたかた。
刹那。
美。
そう、美。


by libra-mikio | 2017-11-12 21:40 | 陰翳 | Comments(0)
2017年 11月 09日

善い朝

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初夏、この田には青々と水が湛えられた。
盛夏、薄緑に金が混じったような、命の勢いそのものの色が一面を覆い、初秋にはその熟れ切った穂がかぐわしい香りを放ちながら黄金に波打った。
そして晩秋。
田は生産をやめ束の間の休息に入る。

晩秋には、田の方々から何かを焼く煙が立ち上る。
その匂いは、不思議と胸に染み込み、幼い頃のことなどを想い起させる。

さほど冷え込んだ訳ではなかったが、農夫によって作り出された煙は地上数メートルにある目に見えぬ逆転層に行く手を阻まれ、静かに、平らかに、広がっていった。




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眼を転じれば、こちらも晩秋ど真ん中の風情を醸す景色が広がる。
誰が取るでもなく、沢山の実をつけた柿。
土蔵の壁は、計算した訳でもないだろうに、見事な調和を見せて崩れかけている。
聴こえる音は、と耳をすませば、一切ない。
この土蔵は、これからきっと、何回も足を運ぶ僕のランドマークになるだろう。




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クルマに戻ろうと振り返ると、さっきの逆転層が気温の上昇に伴い均衡を失い、野焼きの煙が乱舞を始めていた。
なんという、善い朝だろう。


by libra-mikio | 2017-11-09 21:27 | | Comments(0)
2017年 11月 06日

旅の身空の、食べもの

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旅の身空の食べものは、その旅を彩る重要なものだ。
判っちゃいるけど天性の貧乏性、基本は「ほか弁」の海苔タルタルである(涙)

でも今回はイッタ~リアンである。しかも由緒正しい伊那の「ベルディ」である。
ここの食べ物は全て美味しく、よく頼むのはクラブミート・アンド・グリーンペッパーのピザ。
またパスタのペスカトーレ・ビアンコも絶品。
でも今回は、このチキン・アンド・ライス。
それにママさん渾身のイタリアンドレッシングがたっぷりかかったグリーン・サラダ。
美味いんだなぁ、みんな。

で、お飲み物はどのワイン?となるのだが、なんと焼酎のお湯割りを隠れメニューで頼んでしまうのだ。
ここのママは飲まない。だからお湯割りの比率が判らない。
仕方なく濃い目で作って、と頼むと、飛び切り濃いーのが出てくる。
もう、40年のお付き合いである。




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場所が変わって、小諸の蕎麦屋「丁子庵」。

先に書いておくが、最近蕎麦というものが不埒な食い物だと思うようになっている。
だって、栄養価も高くなければ、味だって一本調子。そのくせ偉そうで、高い。
ただ、たまーに、ほんとに蕎麦が食いたい!と思う。
さような時は、ある程度名の通った店に行き、時事ネタではないがもりとかけを頼む。
無論、先にもり。食べ終わる頃を見計らってかけを出してもらう。
忍野の「枇杷」はこのあたりの阿吽の呼吸が素晴らしい。
もり・かけを食した後は非常に満足し、ほぼひと月蕎麦なんか食いたくない。

で、丁子庵だが、鰊蕎麦を頼んだ。
正直言って、めちゃくちゃ美味かった。




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で、また伊那の夜に戻る。
ベルディは本来夜10時まで店を開けているのだが、
「おい、ミッキー(とは言わないが)、飲み行くか」
「え、だってマスター、まだ9時半だよ」
「いいんだよ、もう客は来ねぇ。ウタだウタ」
ということで飲みに行ってしまうのである。
気が付きゃ1時を過ぎている。


by libra-mikio | 2017-11-06 21:38 | 食べ物 | Comments(0)
2017年 11月 05日

杖突峠 夜景

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茅野と高遠を結ぶR152は杖突(つえつき)街道と呼ばれ、その名の由来となる峠が杖突峠である。
峠の高遠側はなだらかな下りだが、茅野側は急峻・急登で半径の狭いカーブが多く、昔の旅人が杖を突きつき、喘ぎながら登った姿が目に浮かぶ。

僕はこの峠を一体何回超えたことだろう。大袈裟ではなく、おそらく100回近いのではないか。
そのほとんどは昼間であり、昼の景色も最高に素晴らしいが、いつかは夜景を撮りたいと思っていた。

今回、念願がやっと叶った。
14時に湘南を出発し、「峠の茶屋」についてカメラを構えたのが18時40分だった。晩秋の18時はおあつらえ向きに真っ暗だ。寒さもさほどではない。

上の写真は茅野市街から、果ては蓼科山、八ヶ岳に連なる。
大地が緩慢に八ヶ岳に向かって隆起していくのが良く判る。




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一方こちらは諏訪方面だ。左に諏訪湖の暗い湖面があるのがお判りになるだろうか。
山はといえば、無論暗くて不明瞭だが、右が霧ヶ峰、真ん中の奥の方は美ヶ原である。

今回天気にも恵まれ、前述のように念願の夜景を撮ることが出来たのは、60歳台へシフトした僕へのギフトかもしれない。


by libra-mikio | 2017-11-05 21:03 | | Comments(0)