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カテゴリ:Mic記( 116 )


2018年 07月 14日

自分を知る

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永らく realist の対語は romanticist だと思っていた。一般的には正解である。

しかしこういう考え方があることを知った。

realistの対語は artist であると。


発端はここ1年ハマっているNHKBSプレミアムの番組「英雄たちの選択」。

(毎回毎回目からウロコで、こんなに知が詰まった番組は稀有である)

再放送であったが、一昨日は武田信玄と上杉謙信を取り上げていた。


ここで詳細を書く能力はないが、要するに戦国時代初期の二大巨頭を評し、

・信玄は徹底した realist である(これは衆目の一致するところ)

・対する謙信は・・・美しい戦を切望してやまない究極の artist であった(新しい解釈)

という内容であった。

上杉謙信とて実利=領国の拡大を企図して戦をするのは必定。しかしその戦は謙信にとり美しくなければならなかった。

美しさが最終的な価値観であった、ということ。


流石に上杉謙信に自分を重ねるのは身の程知らずも極まれリ、という羞恥心は持つ。

持つが、自分の来し方を振り返り、ハタと気がついた。

僕は(畏れ多いが)謙信タイプであり、何事も美しくなければ気が済まない artist であるなぁということを。


そう仮定すると確かに僕は純な romanticist ではない。

もし romanticist だけであったなら、総務などという、時にはヤクザとも対峙した業務はこなせなかったのではないか。

嫌なんだけど問題に立ち向かい、如何に美しく事案を制御することができるか、という一点に精力を注入してきたように思う。

つまり僕は(口はばったいが) artist であったのだ。


・・・ここで終われば単なる自慢話だが、改めて今思う、今僕は会社を引っ張る realist に違和感を感じている。

様々な要素があるが realist vs. artist の構図を考えると全てに納得がいったのである。

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by libra-mikio | 2018-07-14 21:52 | Mic記 | Comments(0)
2018年 07月 06日

殺伐

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殺伐としていませんか? 今。
いや、今に限ったことではないのかもしれないけど。

自然災害はある意味いかんともしがたいけど、人間社会。

地域の公職にある者による幼女への悪行。
文科省局長によるあまりにもオソマツで情けない医大加点不正入学。
なんだか小心な鳥のようなオドオド目玉の財務省・サガワさん。あいつ、鳥だよ。
なんかどこにでもいそうなんだけどやっぱり気持ち悪いセクハラ次官。
ショーコー達の死刑執行。
警官の拳銃奪った元自衛隊員。
枚挙に暇がないんだけど、僕にとって極めつけはロシア。
サッカーワールドカップという宴の影で、シリアの反アサド勢力に大規模な空爆を仕掛けたロシア。
ロシアはソチオリンピックの時も突然クリミアに侵攻し併合したよね。
手の付けられないトランプ。

・・・・・

とあるお祭りに、お面の屋台が出ていたよ。
お面って、可愛いものだと思い込んでいたが、よく見りゃみんな瞳がくり抜かれてる。
瞳のないカオが集まってこっちを見ている。
こんなに背筋が寒くなるものだとは思わなかったよ。

今の世の中って、みんなお面をかぶっているのかな。
お面って一体なんだろう。
正しいことに正対せずに済む方便なのかな。
或いは、おどろにやましい心を隠すための方便なのかな。
殺伐とした世の中に目を向けない・・・だって目玉がないんだものね・・・そういうことを可能たらしめる道具なのかな。

僕はといえば、格好をつける訳ではないが、お面などかぶらず、日々素の顔で世間と向き合っています。
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by libra-mikio | 2018-07-06 22:59 | Mic記 | Comments(0)
2018年 06月 22日

「弥勒世(みるくゆー)」というノワール

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嗚呼、読み終わりたくない! もっとページが続いて欲しい!
そんな気分に久しぶりにどっぷり浸かった。
馳星周の「弥勒世(みるくゆー)」(*新刊ではない)
上下巻1400余ページを一気呵成に読んだ。
沖縄の日本返還前夜の、うちなーんちゅ(沖縄人)たちの葛藤を描く。

これを読んで初めて、現在の沖縄県人(昔の琉球王国人)の魂の素顔に触れることが、少しだけ出来たような気がする。
正直に言って今まで判らなかったこと、つまりなんで現在の辺野古問題にあれだけ沖縄県人が敏感になるのか、が判った。
一方で、なんで辺野古に動員された機動隊員が暴言を吐いた(そのように教育された)かも推察できた。

「弥勒世(みるくゆー)」
超ハードボイルドであり、超ノワールであり、純粋すぎるほど純な恋愛小説である。
出逢えてよかった。


by libra-mikio | 2018-06-22 21:21 | Mic記 | Comments(0)
2018年 06月 16日

たまげた!、ホントにたまげた!

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たまげた!

さっき母を見舞いに病院に行った。
ナースステーションは多忙で、声を掛けても誰も顔を向けない。
勝手知ったるなんとかで母の病室に入る。二人部屋で、母は奥の窓際のベッドだ。
いつもの手前のベッドの御婦人はおらず、半開きの間仕切りカーテンに隠れた母のもとに行き、声を掛けながら母を見た。

その瞬間、僕はあまりのことに呆然と立ち尽くした。
面影のまったくない母がベッドに半身を起こし、僕を睨んでいる。
げっそりと頬が落ち、鼻にはチューブがつながっている。
僕を見つめる目は見開かれ、その双眸には敵意さえ宿っている。
一体どうしちゃったのだ。
この前来たのは3日前。僅かなこの期間に母はここまで変わってしまったのか・・・

眼圧の高い視線に押し戻されるように、僕は後退りした。
後退りしながら、頭が僕なりのフルスピードで回転する。
そう言えば、昨日病院の事務局に電話して、差額ベッド代も馬鹿にならないので、大部屋が空いたらすぐに母を移動してほしいと頼んだっけ。
すると、もしかして母は別の部屋に引っ越したあとで、眼前のこの方は母とは別人なのではないか・・・

眼前の方への会釈もそこそこにナースステーションに走った。
見覚えのあるナースに恐る恐る尋ねると、あっけらかんとこう言った。
・・・ああ、お母様はあちらの部屋に移りました、ご案内しますね・・・

おおー、そこにはいつもと変わらぬ母がいた!
いやー、ほんとにたまげた!
と同時に、あの方に対し失礼をお詫びします。
今なら判る。
突然にベッドサイドに見も知らぬ大男が馴れ馴れしく近づいて来たのだ。
警戒するほうが正しい。
一方こちらは、たまたま背格好が母と同じだったことと、病院支給のパジャマだから衣服では判別できなかったこと、そして何より、病院から部屋が変わったことのアナウンスがなかったことからとんでもない間違いを起こした。
今となっては笑い話そのものだが、その瞬間は本当に愕然とした。
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by libra-mikio | 2018-06-16 19:45 | Mic記 | Comments(2)
2018年 06月 08日

メディア、及びメディア・リテラシー

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5歳の女の子の悲報がメディアに流れる。
僕はその記事が目に入る刹那、新聞なら読まずにページを繰り、テレビニュースなら即座にスイッチを切る。
だって、可哀そうで気の毒で、そんな情報を体に入れたくないからだ。

はっきりとその種のコンテンツを自ら遮断したのは、西鉄バスジャック事件に遡る。
今でも覚えている。
週刊文春の記事をうっかり、本当にうっかり読んでしまい、魂が疲弊した。
それから文春にしろ新潮にしろ読まなくなった。

ジャーナリズムは正確に伝えることに存在意義がある。
でも僕は知りたくないことまで、強制的に知らされたくはない。
また僕にはそれを取捨選択する自由がある。
伝えられたことを鵜呑みにするか、疑念を抱くか、自ら判断を下すという自由がある。

いずれにせよ、嫌な話は聞きたくない。
耳を塞ぐ。
目を覆う。
しかし口をつぐんではいけない。
主体性はあくまで僕自身のものである。

メディアの皆さんよ、お金には結びつかないかもしれないけど、「今日のハッピー」みたいな、心温まるコンテンツだけの特集をしてみないか?
ニュースを受け取る皆さんよ、そろそろリテラシーを磨いて、メディアの淘汰を始めないか?
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by libra-mikio | 2018-06-08 22:37 | Mic記 | Comments(4)
2018年 06月 05日

アムロちゃん!

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アムロちゃんは素敵です!

で、アムロちゃん、フォーティなのね。
で、ハタチの息子がいるのね。

あのさ、ハタチの頃は僕にもあったんだけどさ、その時のオフクロは、当たり前だけど今のオフクロなのね。
でもさ、ハタチの時の僕のオフクロが今のアムロちゃんだったとしたら、これってどうよ。

あんなに可愛くてあんなにスレンダーで、あんなにファニーな女性が、僕のオフクロだよ?
ありえない・・・普通はあり得ないけど、現実には全世界の人口分の1の確率でそういう突拍子もないことが起こってる!

すげえな。
アムロちゃんがお母さんなんだよ。
ってことは、おっぱいも飲んで・・・
あ、酔ってます、うふふ。
(あ、炎上したらば消します)


by libra-mikio | 2018-06-05 22:32 | Mic記 | Comments(0)
2018年 06月 03日

気分転換スナップ

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ある本が欲しくなり、神奈川県民が誇る知の殿堂、有隣堂の在庫をネットで見たら横浜西口店にしかないことが判った。
で、横浜まで出向き、帰りに急に横須賀のネイビーバーガーが食べたくなり、そのままドブ板通りのSURF TACOに。
カウンターの隣にはでっぷりした黒人のおっさんがいて二言三言の会話をする。
プレーンバーガーのレギュラーサイズはあっという間に美味しく胃に収まり、さてこれからどうしようか。
そうだ三笠通りでノーファインダースナップにトライしよう。
気分転換だ!
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これまで何回か挑戦しているが自分でも認めざるを得ない下手っぴぃ。
でもストリートスナップには憧れていて、実はこの前、FUJIのX-Pro2をなんとなく買っちゃったこともあり、これから練習を積み重ねる。
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by libra-mikio | 2018-06-03 21:19 | Mic記 | Comments(0)
2018年 05月 29日

老老介護の幕開け

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母がまた入院した。
腰や背骨の圧迫骨折による鈍痛・疼痛が耐えられず、食事もままならない。
見ていても何もすることができない。
そんなとき緊急に往診をしてくれた医師から、会社にいる僕に「早く帰ってきて救急車で入院させなさい!」という連絡。

もう何度目なんだろうと思いつつも、今、結果として入院させてくれたことに深く感謝の念を抱く。
病院だから医師や看護師がいるのは当たり前だが、職能別のプロスタッフがいてくださるお蔭で、食事や排泄まで細かに面倒を見てくださる。
これって、僕一人じゃ、むり。
心の底から有り難いと思う。

一緒に救急車に乗った僕も、つい先だっての胸椎圧迫骨折のコルセットをギュッと締めている。
老老介護の幕開けである。
ショウブを見ながら、これからが勝負だと思う。


by libra-mikio | 2018-05-29 23:03 | Mic記 | Comments(2)
2018年 05月 23日

早く泉のように穏やかになって下さい

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数日前に日大のアメフト選手のことを、知力がないと書いた。
僕はこれを撤回して、彼にお詫びします。

彼の異例で異様な会見。そこでのしっかりと自分を見据えた態度。
感情に流されず、20歳だというのに作法を弁え、語るべきことを語った勇気。
逆に、あれが僕に出来るかと問われれば、覚束ない。

自らの言葉にあったように、やったのは彼であり、その点では明白な結論が出ている。
 
それにしても、彼にあのような行動を取らせるように仕向けた周囲の大人たちの醜さはどうだ。
相手チームの主力を物理的に破壊させるという、スポーツ精神もへったくれもない闇の世界。
手段を選ばず自らの選手を精神的に追い込み、鉄砲玉に仕立てる「名監督」。
そのやり方は、あたかも公安警察がスパイを無理矢理に作り上げていくような汚いやり方に酷似している。
褒め上げて、貶し倒して、もともとは存在しなかった弱みを創り出し、その弱みにつけ込む(と、馳星周から教わった)。

日大の彼に対してはこれから先、山に湧く泉のような、穏やかで透明な心をなるべく早く取り戻してもらいたい。


by libra-mikio | 2018-05-23 21:40 | Mic記 | Comments(0)
2018年 05月 17日

人はmortalである、とはいえ・・・

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西城秀樹さんが亡くなったという。

いささか驚きを禁じ得ない。

もちろんファンであったとかそういうことはない。

いや、むしろ空気のような存在だった。

空気というのは、多感な頃に、夜にテレビをつければ、そこに彼がいるのがごく自然であった、という意味である。

そこにいて、当たり前なのだ。


63歳だったという。

60歳である僕はその意味でも意識を向けざるを得ない。


人はmortalである。僕はよくblogに書く。

でもさ、まさか秀樹が・・・っていうのは、なかなか辛い現実である。



by libra-mikio | 2018-05-17 21:58 | Mic記 | Comments(0)