Mickey's world

libramikio.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2019年 06月 16日

クリアーな非日常

昨日の肌寒さのように今日も天気はだめだろうと思い込んでいた。

目覚めるとまるっきり違っていた。

なんて美しい日なんだろう!

海散歩に出た。







クリアーな非日常_e0126386_17393348.jpg

もう、柵ができていた。

柵の上に大きな平べったい積雲が浮かんでいた。

風が強い。

なんてクリアーな光景だろう!

真夏の湘南はコンスタントな南風を受けるが、もうその風と強さは同じだ。

この積雲がいつしか雄大積雲になったとき、それが夏だ。







クリアーな非日常_e0126386_17395086.jpg

何も食わずに飛び出したので腹が減った。

水族館の前のファミレスは海が見えるが新鮮味がない。

そうだ、ガジュマル童でタコライスを食おう。あそこは朝っぱらから店を開けている。

あの女主人は素朴すぎて面白い。少し話をしてみるか。

ラージを注文する。

既に彼女はタコを作りながら話を始めている。

古い鵠沼や片瀬のこと、江の島のこと。

彼女は僕の前にタコライスを運びながら、久し振りだからちょっとボリュームをサービスしたわ、という。

実際、分量は少々多かった。いくら食べても減らず、鋭いシーズニングスパイスはそのうち単調な責め苦と化した。

でもいい。朝っぱらからのタコライスなんて、なんともオシャレな非日常だ。






















by libra-mikio | 2019-06-16 17:41 | Mic記


<< from now on      梅雨空の贈り物 >>