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2018年 11月 02日

けっこう怖い夜の懐古園

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小諸懐古園は95時の営業時間帯は幾らかの入園料がかかるが、その時間帯を外すと切符売り場は無人となり自由に入ることができる。

夜の上田城にも行ったが、上田は大きな街だからお城の中をジョギングする人が絶えない。

でもここは、空が暗くなったら、人っ子一人居なくなる。

懐古園には谷を挟んだ同じ敷地内に動物園がある。

その方角から、なんとも言えないオンジョウが聞こえては止み、止んでは又聞こえる。

動物の寝言だと我が身に言い聞かせても、甲高いみゃ~う、とか、低いじゅる、とか不規則に聞こえると、なんとも言えない気分になる。

そして人気(じんき)というものがまったくない中、曲がりくねった道を進むと突然神社が現れる。

既に怖い。





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気を取り直して鳥居をくぐると小さな池があり噴水が慎ましく水を上げている。

街灯に照らされる噴水の後ろに周り、水の飛翔を撮ったのだが、暗闇から撮るというのは自身が暗闇に入るわけで、いつ何時急に肩をぽんと叩かれてもおかしくはない。

それが妙齢の御婦人だったらいいのだが、妙齢とはいえ、顔に目鼻がなかったらどうしよう。

のっぺらぼうって、普段は愛嬌すら感じる話だが、こんな暗闇では、やっぱり出逢いたくはない。





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あれこれ下らぬ怖さを自ら創り出し、季節外れの肝試しを楽しんだ訳だが、帰り際になんの変哲もない城郭の曲がり角に来たとき、この城の歴史というものがふいにどっと襲ってきた。

人が一番怖いのはお化けではなく、人の営みの残骸なんだということが問答無用でわかった。



by libra-mikio | 2018-11-02 21:29 | | Comments(0)


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