とある資料によれば、 2011年の世界の出生数は1分あたり約266人、 1日に38万2351人、 1年では1億3955万8000人が誕生している、 という。
(本稿では死者の数は問題ではありません)
スタートをどこに置くかで変わることだが、 これまで 「生きたことのある人の延べ人数」 って、どんなに凄まじい数字になるのだろう。 そのうちに 「神」 を信じた延べ人数はどのくらいになるのだろう。
スタートを西暦0年に置いたって、 キリストは聖霊によって降誕したのだから既に神はいた。 ゴータマ・ブッダ (中村 元先生の本から) は紀元前2-3世紀に周囲のヒンズー教の教えと並行して独自の哲学をお考えになった。 つまり既に宗教があった・・・
うう、 スタートはどこだ? いやどこに求めたって気が遠くなる程の 「延べ人数」 がいるわけだが、 そのほとんどの人間は 「神」 を信じたのではないか。
なんでそんなことを・・・というと、 宗教・・・とにかく 「人智を超えて存在する大いなるもの」 に願を掛けた人が凄まじい数だけいらっしゃる以上、 たとえ無神論の立場であっても、 そのすこぶる重厚長大な 「民意」 は超超超超ちっぽけな個人が棹差すことなんかできない 「普遍的」 な人類のキャラクターなのではないか、 と考えたからである。
小僧、 コワッパが偉そうに 「僕は神を信じません」 などと言うのは、 もしかすると物凄くお粗末で破廉恥な態度ではないか?
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