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2016年 05月 31日

バラを育てる人への嫉妬

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バラが咲き誇る季節になると、僕は嫉妬を覚える。
何に?
バラを育てる人に。
バラを育てる人の誇りに。

冬の間中、彼ら、彼女らが色彩のないバラ園で、黙々と来るべき季節のために様々な地道な作業をしていることを僕は知っている。
長靴を履き手袋を着け、しゃがんだり中腰になったりして、広い園内のあちこちで自分に課せられた仕事を黙々とこなす。
全ては春を想って。

そしてその春が来る。
入園料を払って、あちこちからバラを見にたくさんの人が訪れる。
ある人は年老いた母親を連れて。
ある人は密かに想いを寄せる人を連れて。

広い園内は咲き乱れるバラのパフュームで満たされている。
人々は美しいバラに、香しいバラに、感嘆の声をあげる。
人々は質素なバラに、典雅なバラに、賞賛の声をあげる。

そして、園内に散らばって今日も黙々と仕事を行っている、バラを育てる人達の耳にそのアプローズが届くとき、彼ら、彼女らの胸には気高い誇りが満ちる。

僕も心の底から彼ら、彼女らに感謝の念を覚えつつ、湧き上がる嫉妬を抑えることが出来ない。
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by libra-mikio | 2016-05-31 22:03 | | Comments(0)
2016年 05月 29日

カメラたち

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今カメラは、EOS5D+EF24-100F4L、EOS7D+EF100F2.8LMACRO、X-T1+XF18F2、XF35F2WR、XF55-200F3.5-4.8OIS、X30を使っている。
どのカメラも使うシチュエーションが違い、大雑把に言うと、ネイチャー系はCANON、人文系はX-T1、バッグにはいつもX30、だ。

しかし操作をしていて一番面白いのはダントツにX-T1だ。
そもそもX-T1の軍艦部には、ISOダイアル、シャッタースピードダイアル、±3段の露出補正ダイアルが独立して付いており、レンズにはちゃんと絞り環がある。
そしてミラーレス機であるが故に、ファインダーで「写る通り」の被写体が見られる。
これなら露出に失敗する筈がない。仮に失敗したってデジタルだからフィルム消費に悩むこともない。

もちろんEOSはよくできたカメラであり、信頼性のカタマリであるが、なんというかオートマチック過ぎるのね。
お菓子に譬えるなら、EOSで撮る写真は工場で作るバウムクーヘンのようなもの。
一方X-T1で撮る写真は、とらやでおいちゃんとおばちゃんが手作りするヨモギ団子のようなもの、か。
どちらも美味しいが、プロセスが全く違う。どちらが良い・悪い、と言うハナシではない。

で、X-T1には手作りヨモギ団子の良さがあるのだが、更に、旧いOLYMPUSのレンズなどを付けると、なんかこう、そのヨモギを江戸川の土手に摘みに行く感じまでして、いいんだなぁ。
もう一つ番外だが、FUJIのXFレンズの絞り環の回転方向と、OLYMPUSのそれが同じなのだ。
これは結構大事な要素です。

というわけで、これからも使い道に合わせて彼らと付き合って行くのだろう。

上の写真は、X-TI+XF35mmF2、下の写真はX-TI+OLYMPUS G.ZUIKO50mmF1.4。
新しいレンズは破綻がなく、旧いレンズは味がある。
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by libra-mikio | 2016-05-29 19:32 | | Comments(0)
2016年 05月 27日

中学生のための紅茶教室

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中学校の修学旅行の校外学習として、当社の紅茶に関心を持ってくれる学校がある。
全国各地からオファーがあり、今年は福井県のM中学だった。可愛いんだな、この子たち。
早速、紅茶教室が始まる。まずは試飲。
ティーインストラクターのお姉さんたち=社員もリキ入れちゃう。
セイロン、ダージリン1stフラッシュ、2ndフラッシュ、アッサム、ディンブラ、ウバ。
みんなティーテイスターになって、茶葉の違いを、水色、香り、味の3点で感じとる。


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次はちゃんと紅茶を淹れる。
すごいね、茶葉がちゃんとジャンピングしてる。


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最後の一滴、ゴールデンドロップも、お姉さんに教えられたとおり、きっちり確認。


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最後には今日のアッサムにあったお茶請けのお菓子と一緒に、自分たちが.淹れた紅茶を楽しむ。
・・・まあ可愛いったらありゃしない。
初めはみんな緊張してるけど、最後は笑顔のオンパレード!
この後エンジェルたちは、お台場のフジテレビに行くと言ってわが社を後にした。

みんな、紅茶を愛してね!

by libra-mikio | 2016-05-27 23:18 | | Comments(0)
2016年 05月 24日

深い哀しみと憤り

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事件を知って、何か書きたかったけど、すぐには何もできなかった。

最初に新聞記事を読んだ時、彼女のかわいい掲載写真に向かってぼろぼろ涙をこぼしながら合掌した。

あまりにも可哀そうだ。あまりにもむごい。あまりにも気の毒だ。

二十歳だろ。
彼氏にウォーキングしてくる、とLINEして、そしてそれが最期なんだろ。
あまりにも理不尽じゃないか。

怖かったろうな。痛かったろうな。口惜しかったろうな。

基地だとか、オバマの広島とか関係ない。そいつ、いや人ではない It の問題だ。

It、あるいはそのケダモノを処分して塩を撒け!
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by libra-mikio | 2016-05-24 22:19 | | Comments(0)
2016年 05月 19日

夢見るクレマチス

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その朝、ふたりのクレマチスは確かに、まだ夢を見ていた。

幸いにも薄紫のクレマチスは、上に咲いた兄の大きな花によって夜明けの驟雨があまり降りかからなかった。
だから、お坊ちゃんな夢を見ている。

しかし、朱鷺色のクレマチスは見事に雨に濡れてしまった。

でも元々がやんちゃな性格だから、濡れながらもきっと、公園の噴水で遊んでいる夢でも見ているのだろう。

ふたりのクレマチスは確かに、まだ夢を見ている。
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Canon EOS 7D + EF100mm f/2.8L Macro

by libra-mikio | 2016-05-19 22:43 | | Comments(0)
2016年 05月 18日

I miss ミツバツツジ.

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今年はミツバツツジの群落を見に行くことが出来なかった。
富士の裾野の山梨側、富士吉田の、阿部首相の別荘があるあたりにミツバツツジの群落があるらしいのだ。
毎年花期を逃し、来年こそはと思いながら、今年もタイミングが合わなかった。
・・・来年こそは!

それではこのツツジはどこのものかというと、箱根の湿生花園のものである。
つまりは植えたものだ。生えたものではない。
僕は自生しているミツバツツジを見たいのだ。

by libra-mikio | 2016-05-18 22:56 | | Comments(0)
2016年 05月 17日

美しい村での美しい話

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麻績村を出た僕は小諸を目指したが、ほどなく冠着(かむりき)に差し掛かった。
草湯温泉というノボリに惹かれ、湯に浸かるか、と立ち寄った。
冠着荘という。

名残の山桜が咲くその向こうには、ひなびた山里が見え、アルカリ性単純硫黄泉に身を委ねれば、なんとも頬が勝手に緩む。

その時だ。
アメリカ人と思しき30歳くらいの父親と、3歳くらいの女の子が湯に入ってきた。
この土地とどういう関係があるのかは知らないが、完全なよそ者という訳ではなさそうで、もう、旅の身空の僕としてはいろいろなストーリーが頭を駆け巡る。

その女の子がまた可愛いのだ!
ワォダディ、イッツホットと言いながら次には日本語で「きもちいいねぇ」などと舌足らずな声で喋るものだから、僕はもちろん、先に入っていたオジイたちもみ~んな優しく二人を見守る。
ダディもこちらに気を遣い「コンニチワ」などと礼儀正しい。

するうち二人は湯から上がる訳だが、なんとその時、ダディとお嬢ちゃんはごく自然に、洗い桶と椅子を、入り口に近い桶置き場に戻したのである!
きょうび、日本人だってなかなか行わない所作である。
日本人以上に和の作法をわきまえた親子!
ちょっと感動しちゃいました。
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by libra-mikio | 2016-05-17 21:58 | | Comments(0)
2016年 05月 15日

シーズン・イン!

このところ野草や鄙の人文に惹かれて、里山ばかり回っていた。
それはそれで至極結構な体験であるが、今日は余り遠出をする気にならず、自転車で海をぐるっと回ってきた。


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鵠沼海岸の海を見下ろすサーフ90跡地では(古すぎるか(笑)地元に居ながら正式名称が出てこない)、知る人ぞ知る鳥山親雄氏がフラの楽曲の説明をしながら、フラが披露されていた。
今日のハラウの女性たちは年齢が割といい線いっていて、安心して楽しむことが出来た。
(中には妖怪ハラウもあるし(笑))


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片瀬の東浜ではライフセーバーたちがシーズン・インのウォーミングアップをしていた。


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江の島では、藤沢市海洋少年団がカッターボートの訓練を行っていた。
海洋少年団!こういうものが現在でもあるのですよ。

他にもビーチバレーやビーチアルティメットなど、多種多様なアソビが繰り広げられていて、湘南はまさにシーズン・インしたのだ、と実感。
みんなX30。

by libra-mikio | 2016-05-15 19:48 | | Comments(0)
2016年 05月 10日

蜜標

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昆虫を自らの蜜壺へと誘う絵柄を蜜標=ミツヒョウという。
いろいろな花に様々な絵柄の蜜標がある。
ツツジにもあればオオイヌノフグリにもある。
そしてこのカタクリである。

初めにこの蜜標を見た時、その形が大学の校章にあるような大の字体に見えた。
そうこうするうち、今度は僕が好きなチベットの天珠=テンジュのある図柄に見えた。

蜜標は花の種類によって、もちろんその姿かたちは違うが、例えばこのカタクリにおいても、
あそこのカタクリと、こちらのカタクリとでは違う。
すると蜜標は、花々の個性を競うおしゃれ、動物があたかも異性を誘う如き、セクシュアルな発現なのかもしれない。
唯一違う点は、花は動けない。
花の雌蕊がどんなに色っぽいしぐさをしても、雄蕊は言い寄ることが出来ない。
仕方がなく花は、動き回る昆虫を介して互いのセクシュアリティーを競うしかない。

その仕掛けを日本語で「蜜の標し」というのは、なんだか的を射ていて、気恥ずかしい気がする。
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by libra-mikio | 2016-05-10 21:53 | | Comments(0)
2016年 05月 09日

ニワゼキショウと図鑑

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茅ヶ崎の里山を歩くと、地味ではあるが可愛らしい花たちが咲いていた。
何だろう。
背丈はせいぜい10センチ。花の大きさはせいぜい1センチ。
どうしても名前が知りたくなって、一目散に鵠沼に戻り、ヤマケイの「春の花」を手に取り、また一目散に里山に戻る。

え? ニワゼキショウ?

僕はニワゼキショウと言う花を知っているつもりであったが、それは実はハナニラだった。
そしてこの小さな可憐な花が本当のニワゼキショウだった。
これまでの不明を彼女に詫びた。

ところで前述の、山と渓谷社刊 野草ハンドブック1 春の花 は、僕が大学1年の春に松本にある鶴林堂書店で買い求めたものであり、もう実に39年間も使い倒したものだ。
愛着があるなんてものではないけれど、もうボロボロで、今日のフィールドで分解しそうになったので、この里山から帰るなり藤沢のジュンク堂で新しい図鑑を買ってしまった。
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「ヤマケイ・春の花」よ、雨の日も風の日も、僕にいろいろな野草を教えてくれてありがとう。

by libra-mikio | 2016-05-09 22:44 | | Comments(0)