Mickey's world

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2015年 08月 31日

ガウラに埋もれる少女

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薔薇をメインとした植物園。
石でできた少女は、オンシーズンにはバイプレイヤーとして薔薇の愛らしさを増幅させるが、秋へと移行する季節のはざまで、今はガウラに埋もれている。
ガウラに埋もれた少女のスタチュー。
気の毒と言えば、言えないこともない。



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ユリも、早く来すぎた秋に戸惑っているようだ。

by libra-mikio | 2015-08-31 22:11 | 季節 | Comments(0)
2015年 08月 30日

地蔵峠のこと


母の入退院・同居に伴い3か月近くまともに本を読んでいなかった。読む気力が失せていた。
しかしここ数日の「あたかも秋」に背中を押され、取り組む本を用意した。
池波正太郎の「真田太平記」全12巻である。
BOOK OFFというのは有難いもので、全12巻で1,600円位だった。

ここからが本題。
作中、のちの真田幸村となる幼名・源二郎信繁が別所温泉から上田に帰る道すがらの描写で、
「上田に近づくにつれ、・・・なおもすすむと、松本街道が西方の地蔵峠から下って来て、その街道の向こうに、広々と視界がひらけてくる。」
という一文がある。

出た、地蔵峠! 何かというと、僕は数年前からこの地蔵峠に悩まされていたのである。

発端は藤村の「千曲川のスケッチ」だ。「その五」にある「山の温泉」稿に、田沢温泉につき以下のように記されている。
「そこは保福時峠と地蔵峠に挟まれた谷間だ。」

ところがMapionで見ても昭文社の地図を見ても、藤村の記述に当たる場所に地蔵峠はなく、無理やり範囲を拡大すると、湯の丸高原に初めて地蔵峠を見出す。
でも絶対にオカシイ。
消化不良のまま、不問に付してきたのだが、今度の真田太平記である。

少し意地になってあれこれ調べたら、ようやく見つけた。
そこは現在のR143の、筑北村と松本市の境の、かつ現在はトンネルとなっているが、トンネルではなかった頃の旧道の峠であった。
なぜここの「地蔵峠」という記述が地図から消え去っているのか?・・・わからない。

でも良い。とにかく見つけた。ようやく腑に落ちた。
シルバーウィークにでも行ってみようかな。

下の写真は、今回発見した地蔵峠の近くにある修那羅峠での光景。ちょっと、コワイね。
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by libra-mikio | 2015-08-30 20:15 | | Comments(0)
2015年 08月 29日

アメリカン・カレー PEPPER'S DRIVE-IN

アメリカン・カレー、と言っても薄くて水っぽいというワケではない。
店構えがあきれるほどアメリカンなのだ。

今日ふらっと写真を撮りに出掛け、気付けば2時を回っていた。何か食わなきゃ。
ふと、カレーが食べたくなった。僕には珍しいこと。
ナビで近所のカレー屋を検索すると、一番近いのが PEPPER'S DRIVE-IN というお店。
ココイチあたりを想定していたんだが、まあ行ってみるか、2.3キロしか離れてないし。
行ってびっくり。アメリカ映画そのもののドライブイン。
大きめのBGMはもちろんプレスリー。
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装飾の小道具は少しありすぎの感もあるが、この座席。
まさに、デニーロ演じるタクシードライバーや、イーストウッドのキャラハン刑事がいそうな雰囲気。
ウェイトレスだけが微妙に違うのはご愛敬。因みにここは、平塚市と伊勢原市の境の田んぼの中デス。
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肝心のカレーは非常に美味しかった。
但し、初めてで頼み方も要領を得なかったので極々プレーンな中辛カレー普通盛を頼んだ。
そしたらホントにプレーンで、でかい皿にご飯となーんにも入っていないカレーしかなかった。
絵にならないので、ディッシュは撮らなかった。
明日もう一回行こうかな。

by libra-mikio | 2015-08-29 22:36 | 食べ物 | Comments(0)
2015年 08月 28日

Mic記 0828,2015

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金曜日だけど、今週も疲れてしまったので早く帰ってきた。

鵠沼海岸の相鉄ローゼンで今夜のつまみと酒を買ってレジに並ぶと、「くだものいっぱいゼリー」というのがごろごろと盛られていた。
見てから母の顔を想い出した。・・・食べたいかもな。
ブドウだのミカンだのいくつか種類があったので、一個98円だし適当に5-6個カゴに入れた。

家に着くと母はうたた寝をしていたようだが、物音に気付き起きてきた。
そしてゼリーを見て、美味しそうだねぇ、もう歯を磨いちゃったけど食べちゃおうかな、と言って白桃を選んで食べた。
うまいねぇ、と言った。
僕は自分のつまみをこさえて、彼女のゼリーパーティーにジョインした。

今日の僕は余裕があったようだ。とうにゼリーを食べ終えた彼女がテーブルを離れようとせず、昔語りを始めるのを、相づちを打ちながらずっと聞いた。

またもや会計検査院時代の話ではあったが、僕は聞き、相づちを打ち、時に質問を挟み、母が答え、母の表情はいつになく柔和だった。

毎日これを繰り返したい。そう思った。
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by libra-mikio | 2015-08-28 22:33 | Mic記 | Comments(0)
2015年 08月 27日

健全な夏を願う

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ようやく暖かくなって来た・・・なんて書くと、早春のブログのようだが、8月27日なのである。

現在、21:55。湘南辻堂のアメダスは24.6°C、江の島ヨットハーバーでは24.4°C。
24度で暖かいと感じるのも不思議だが。

明日からは元気な、健全な夏に戻ってほしいな。
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by libra-mikio | 2015-08-27 22:00 | | Comments(0)
2015年 08月 25日

幸せをどう計る?

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この寒さ。なんか、勘弁してほしいな。
寒さ、だよ。冷涼を通り越している。
今の気温は20度を割って19度だ。ついこの間まで36度だったんだぜ。
この落差はでかい。

あ、ふと思ったんだけど、幸せの温度計、っていうか、幸せ計ってあったらいいな。
今自分が幸せだと思ったときに脇の下に挟んだり耳の穴に入れたり、いや、ヒトは得意になると鼻の穴が膨らむというから、鼻に突っ込んでもいい。

平幸せは36.5°幸せなの。
ところが微幸せが続くと。常時37°幸せ台なの。
でも悲しいことがあると、35.5°幸せくらいに落ちちゃう。
もしも平幸せが34°幸せ台にでもなったら、東京メンタルヘルス㈱に駆け込むの。

いや、ちょっと待てよ。
本人に幸せ感があっても、計ったら33°幸せだったらどうしよう。
本人が不幸せだと思っても計ったら、38°幸せだったらどうしよう。

そうか、幸せ計のゼロ点調整が必要だね。

イメルダ夫人や、旧南ベトナムのゴ・ジン・ジェム元大統領の弟の妻であるマダム・ヌーの幸せ計のゼロ点と、
マッチ売りの少女や、これまた微妙な調整が必要なプリンセス・ダイアナのゼロ点は、きっと大きく違う筈だもんね。

と、ここでまた考える。
幸せ度合いというのは、××°幸せという絶対値よりも、変化の量なのではないかな。

イメルダ夫人の数えきれない靴のコレクションの中で、本当のお気に入りの靴が、どう探しても出てこなかった場合の不幸せ感。
沢田教一が撮った「安全への逃避」で、ようやく川を泳ぎ切ってナパームから逃れた母子の幸せ感。

・・・なんだか、幸せって何だろうと想い始めている。もちろんポン酢醤油ではないよ。
幸せって絶対値じゃないのかもかなぁ。幸せ、あるいは不幸せって、乖離の幅なのかなぁ。
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by libra-mikio | 2015-08-25 23:03 | | Comments(0)
2015年 08月 24日

そして帳が下りる

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今夜は涼しいを通り越して肌寒い。

もちろん、台風16号に大きく吹き込む北風のせいで、テンポラリーな現象だとは理解している。
しかしそこはかとなく物悲しい。
セリではないが「あの夏の 光と翳は 何処へ行ってしまったの…」(笑)

陽光の夏のイメージは、急速に下りてきた夕闇と共に駆け足で過ぎ去る。
夏の帳が下りつつある。
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by libra-mikio | 2015-08-24 22:42 | | Comments(0)
2015年 08月 23日

夏を見送るにはまだ早い

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8月23日。太陽は相変わらず強いが、なんだかピークは過ぎたのかな、って。
何が変わったのか、はっきりしないんだけど。

スーパーのレジ周りにあったはずの、母親用の水ようかん、冷たくして食べるぜんざいなどが今日は見当たらない。
係の人に尋ねれば、もう秋シフトに変わっちゃったから、とのこと。
確かに、見ればそこには葛湯のパックが。

久し振りにつけたTVでは資生堂のMAQuillAGEは「秋のマキアージュ」がOn Air.

商業よ。そんなに先走らなくてもいいんじゃないのかい?
もっとラテンになって、今を楽しもうよ。
往く夏をみんな不安げに感じているんだから。
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by libra-mikio | 2015-08-23 22:48 | | Comments(0)
2015年 08月 22日

絶対的な孤独

僕は漠然と、零戦のコクピットはもっと広いと思っていた。
この写真のとおり、僕は実際に現海自・鹿屋航空基地資料館で、実物を見ていたにもかかわらず。

五尺の命がこのコクピットに座乗すれば、身動きもままならない。
仮に六尺ある僕自身に置き換えれば、これは超満員の電車の閉塞感のようなものである。
電車と違うのは、群れの中の孤独などという柔いものではなく、絶対的な孤独。

空は広い。
しかし搭乗員の居住空間はかようなまでに狭い。
そして十死零生。
・・・絶対的な孤独。

鹿屋を飛び立ち、索敵を続け、敵機動部隊発見!
敵空母のリフトだ! リフトだ! リフトだ!
操縦桿を力いっぱいに押し込み、急降下により発生する揚力をあらん限りの力で押さえつけ・・・

ツーーーーーーと打電しながら、散る。

神風、振武、回天、桜花、震洋・・・僕は改めて、深く頭を垂れる。
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by libra-mikio | 2015-08-22 23:05 | | Comments(0)
2015年 08月 21日

車窓

飽かず、車窓から風景に見入る旅人がいる。

たとえ弁当を開いていても、その箸はほとんど動かない。
旅人にとり、風景が何よりの馳走なのだ。

晴れていることもあれば、雨の時もある。
旅人にとり、天気はあまり重要ではない。

初めての町を通過し、現実には決して起こり得ないことだが、その町で生きていたら・・・という幻影を抱く。

人は、少なくとも過去に於いて自分の人生の他を生きることはできないが、未来は意志によって変えられる・・・
そんな束の間のファンタジーを、旅の車窓は感得せしむる。

そしてそれは電車やバスのように、自ら運転するクルマのようには自由が利かぬ乗り物に乗る時に、増幅する。

アイロニックである。
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by libra-mikio | 2015-08-21 22:37 | | Comments(0)