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2015年 05月 27日

けっこう怖い大涌谷

現在、 箱根・大涌谷は半径300mを目途に立ち入り禁止規制が敷かれている。 むろんそこに入って行くほどおバカではない。

しかし、 だ。 半径300mから少し離れたあたりを普通の県道が走っており、 ここは何の規制も受けていない。

実は、 姥子から強羅に抜ける県道(?)734線の上湯温泉のあたりで、 カーブを曲がると突然大涌谷の斜面の一部が、 迎角30度くらいで現れるところがあるのだ。

まあオッタマゲタね。 噴気と水蒸気がモウモウなんだもん。 慌ててクルマを停めて表に出たら、 耳と鼻を異様なものが襲った。

同時なんだけど、 まずは音。 ボオオというか、 ビョオオというか、 ゴジラの鳴き声じゃないけど一種異様なとんでもなく大音量の音が響いている。 山全体が山鳴りしてる。 
いちばん近い表現は、 海難救助で海面上30mあたりをホバリングしているヘリコの音を間近で聞いた様、 かなあ。 自然の音なのに金属音が混じっている。

次はもちろん硫黄の匂い。 この日は大涌谷の近くに限らず箱根全体が硫黄臭かったが、 この場所での硫黄臭はきつかった。

けっこう怖かった。 恐る恐る写真に撮ったが、 恐ろしいくせに、何か魅入られたようになってしまった。
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X-T1 + XF18-55mm F2.8-4.0 OIS

by libra-mikio | 2015-05-27 21:57 | 高原 | Comments(0)
2015年 05月 25日

ヒマラヤンブルー・ベイビー

ヒマラヤンブルー・ベイビー。

ベイビーは親より金属的な光沢がある。

ベイビーは親よりブルーが深い。

こいつはベイビーなのにもう片肌脱ぐ。

ヒマラヤの高地で培った先祖の位置エネルギーが、 日本なんていう平べったい国では自然と出色の誉れとなるのだろう。

ヒマラヤンブルー・ベイビーはシャガやカタバミの中で、 醜いアヒルの子か。
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Canon EOS 7D + EF100mm f/2.8L Macro IS USM

by libra-mikio | 2015-05-25 21:51 | | Comments(0)
2015年 05月 24日

メコノプシス Meconopsis

メコノプシス Meconopsis ・・・ヒマラヤの青いケシである。

僕は過去に、 山梨・明野のハイジの村と、 信州・大鹿村で見たことがある。 今日は箱根の湿性花園で対面した。 

この花は、 もともと中央アジアやヒマラヤでしか自生しない。 信州だろうが箱根だろうが、 とにかくもともと存在しないものを開花させちゃうのだから、 基本的に僕はあんまり感心しない。

花の目的は生殖である。 花は自分の生殖器、 つまり雄蕊・雌蕊を持ち、 近親交配にならぬよう移動可能な昆虫、 つまりハチやチョウなどを花の色や蜜で呼び寄せ、 彼らが蜜を吸うためにモゾモゾしているうちにその身体に花粉がたくさん付くように、 気が遠くなる時間をかけ自らの身体を創っってきた。

つまり、 花は自生している土地に多くいる昆虫の体格や性格に合わせた構造を創り上げて来た。

例えばイカリソウはその花の細い突起に蜜があるが、 この蜜を吸えるのは細長い口を持つマルハナバチだけだ。 イカリソウはマルハナバチだけに蜜を許し、 かわりに花粉を託す。

では、 ヒマラヤで咲けばヒマラヤの固有種の昆虫がこのメコノプシスの受粉に一肌脱ぐ訳だが、 箱根にこのようなコラボレーションをしてくれる昆虫がいるだろうか?

こう考えると、 やはりこのメコノプシスを人間の観賞のためだけに箱根で咲かせることは罪深いのではないか、 などと思ってしまう。

しかしせっかく咲いてくれたのだから、 リスペクトしながら写真におさめさせてもらった。
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Canon EOS 7D + EF100mm f/2.8L Macro IS USM  

by libra-mikio | 2015-05-24 21:44 | | Comments(0)
2015年 05月 23日

幸せになろうと思おう!

あはは、 酔ってる。 酔っているが・・・

BSの 「イタリアの小さな村」 を見ていてふと思った。

幸せになりたいなら、 幸せになろうと思えばいいのだ。

幸せになろうと思えば、 幸せになれるのだ。

なんで僕らは勝手に入口を自ら閉ざすのだろう。

みなさん、 幸せになろう、 と思おう!
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by libra-mikio | 2015-05-23 22:31 | | Comments(0)
2015年 05月 22日

右目だけ露出オーバー

飛蚊症 (ヒブンショウ=目玉の中で蚊が飛び回るやつ) になった。 しょっちゅうなるし、 眼科の中ではポピュラーな現象であることは承知しているが、 今度の蚊は3日経っても飛び回っている。 
痛くも痒くもないが煩わしいので、 キンチョールでやっつけるよりは眼医者に行こうと、 午前中会社のそばの眼医者に行った。

結論から言うと 「疲れと加齢のせいですね。」

まあいい。 疲れは休めばいい。 加齢は跳ね返せないが・・・

面白かったのは、 真面目なお医者さんだったとみえ、 瞳孔を薬で開き、 目玉の中を隅々まで覗いてくれたことだ。
あ、 面白いというのは検査の方ではなく、 薬で瞳孔を無理やり開けたことだ。

右目に蚊が住み着いたので右目のみに薬を差したが、 30分もすると明らかに右目の視界だけ明るくなった。

つつがなく検査も終わり、 真昼の新橋の路上に立ってびっくりした。

左目の露出が正常だとすると、 右目は明らかに一段以上露出が多い。 かつ蛍光灯用のFLフィルターを付けたように完全にマゼンタに色カブリしている。
そして、このマゼンタが強くなったり弱くなったりする。

今日は快晴だったので横断歩道の白いペイントがただでさえすごく反射していたが、 右目でみると白ペイントがギラギラがものすごく、 おまけにソフトフィルターを付けたようにボワーッと盛大に光がにじんでいる。  かつ、 だんだん全体が濃い赤紫になったり、 薄い赤紫になったりしている。

つい先日、 人間の目は被写体別に瞬時瞬時に露出を合わすと書いたが、 今日は完璧にそれが覆り、 左目は適性露出、 右目は1段以上露出オーバーあんどフィルター付き、 となったのである。

びっくりするやらオカシイやら・・・。 なんだか得した気分になって眼医者から会社に戻った。
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これは左目のフツーの露出。

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右目ではこんな感じに!?
あー、こんな経験をすることが事前にわかっていたなら、 前回の露出オーバーローズちゃんの写真を、 今日使えばよかったのに・・・

by libra-mikio | 2015-05-22 21:38 | | Comments(0)
2015年 05月 19日

親父

ときどき夢に親父が出てくる。 といっても手首を前にダランと下げながらではない。

親父は理路整然としていて滅法怖かった。 幼い僕はいつも注意を受けて、 いや、 オトナになっても事あるごとに注意を受けていた。

しかし夢の中の親父は優しいのである。 合点がいかぬほど優しいのである。 いつも笑っている。

明確に覚えている訳ではないが、 会話もする。 生前はときに寸鉄人を刺すコトバを宣っていたものだが、 夢の中の親父はいつも笑顔で何事かを話している。

出棺の時に参会者への挨拶の中で話したことであるが、 親父はアガペェの人であったのだと思う。

厳しく、 冷たいふりをしながらその実、 暖かかったのだと今になって思う。 

でもさ、 お父さんさぁ、 なんでそんなややこしい生き方をなさったのでせうか・・・
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Canon EOS 5D + EF100mm f/2.8L Macro IS USM  

by libra-mikio | 2015-05-19 23:15 | | Comments(0)
2015年 05月 17日

泣く女

こんなことを書いても仕方がないが、 写真の中央・上にある薔薇の花は、 昨夜はどうしても、 泣く女の顔に見えた。

泣く女、 というのは、 小さい時に読んだ気象・天文の図鑑に書いてあった記憶であり、 満月の模様を西洋ではそう言う、 というものだ。

日本ではウサギが餅を搗いていると信じて疑われない満月も、 泣く女ってどうよ・・・と思って見ているうちに、 確かに丸顔の女があられもなく泣いているように見えてくるから不思議だ。

昨夜は、 その丸顔の女の泣き顔が、 この薔薇に投影されてしまったのである。

といって、 いま、 泣く女に見えるか、 と言われると覚束ない。 昨夜は昨夜の気分があったのであろう。
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Canon EOS 5D + EF100mm f/2.8L Macro IS USM

by libra-mikio | 2015-05-17 21:22 | | Comments(0)
2015年 05月 16日

薔薇 落花

昨夜の深酒で少し遅く目覚めた。 重い頭で新聞を取りに出ると雨が降っていた。

そうだ、 薔薇の季節の休日の雨の朝を僕は望んでいたのではなかったか。 いつもの植物園に行こう。
合羽と長靴、 そして防塵防滴のカメラをもってクルマに乗り込む。

たくさんの薔薇が雨に打たれていた。 しばらくの間、 芳醇な香気につつまれて夢中でシャッターを切った。

実際なんという香りだろう!

ふと気付くと、 ところどころに花弁がまとまって落ちていた。 夜来の雨のせいか、 或いは数日前の季節外れの台風の余韻なのか。

薔薇たちにとって今が盛りであれば、 花も次々と咲き、 園丁の仕事も追いつかぬうちに次々と落ちるのだろう。
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Canon EOS 5D + EF100mm f/2.8L Macro IS USM 
 

by libra-mikio | 2015-05-16 19:46 | | Comments(0)
2015年 05月 14日

妖姿の撮り方

写真は、 というかフィルムは、 というか撮像素子はヒトの眼の機能には遥かに及ばない。

暗がりに白い花があったとしよう。 ヒトの眼は白い花も暗がりにも、 つまり見ているものに瞬時に露出を合わせ、 そのスピードはお坊さんの小池龍之介サンが言うような意識の変化のスピードと全く同じで、 両方を常に同じ露出で見ているように思ってしまう。

ところが、 だ。 写真に撮る場合は非情で、 白か暗がりかのどっちかに合わす外はない。 鶴瓶の面妖なコマーシャルでイタリアン・オカマが叫ぶような 「ドッチモ~」 という訳にはいかないのである。

作画の場合、 それを逆手に取ると、 楽しい。

この写真は白いクレマチスを主人公にしたので、 緑の叢と赤い花の露出がアンダーになり、 なんとなく妖しさが出た。

意図したとおりである。
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Canon EOS 5D + EF100mm f/2.8L Macro IS USM  

by libra-mikio | 2015-05-14 21:44 | | Comments(0)
2015年 05月 12日

カール・ラガーフェルド・タンポポ

タンポポには20種類以上あるという。 
そしてこれはわざわざ信州まで行って撮った写真なのに帰ってから図鑑で調べたら、 ヨーロッパ産の帰化植物セイヨウタンポポであるらしい。
でもいい。 ヨーロッパ出身の人がアジアの最果てで暮らすことも自然なのだ。

だいたい、 タンポポがアフロヘアになること自体、 インターナショナルではないか。
調べてはいないが、 アフロヘアというネーミング自体、 Afro-hair=アフリカン・ヘアということでしょ。

ただ、 タンポポの場合はみんな白髪のアフロヘアになるんだな。 

白髪か。

そう思って見ていたら、 なんだかこいつら、 カール・ラガーフェルドみたいに見えてきた。

なるほど、 西洋タンポポではある。
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X-T1 + ZUIKO 100mm F2.8

by libra-mikio | 2015-05-12 21:30 | 高原 | Comments(0)