Mickey's world

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2015年 04月 27日

隠れる紫

ミツバツツジ。 高原で彼に逢うとハッとする。

彼の紫は、 他に自然界のものであれば、 一部の水晶にしか見いだせないのではないか。

清楚という言葉、 或いは気品。 そう表現しがちだが、 そういう薄っぺらいものではない。

孤高、 かな。

植栽されたものはいざ知らず、 自然のままの彼には案外近付くことが難しい。

彼は気ままに樹林帯に生えている。 すぐそこに居るのに、 前の樹木に隠れて巧いアングルがとれない。

それでは僕は、 彼を花道で撮ることは諦め、 その慎ましさをも併せて撮ってみよう。
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X-T1 + ZUIKO 100mm F2.8
連休の初めに信州に行くことにした。
お目当ては春の野草の地味な満開の様子だが、 道すがら、 ミツバツツジがいればためらわずに車を停めて撮るつもりだ。 

by libra-mikio | 2015-04-27 22:10 | 高原 | Comments(0)
2015年 04月 26日

鳥の囀りと風のブレス

どの媒体で読んだかは忘れたが、 南伊豆にヤマツツジの自生群落があると知り、 昨夜から今日行くことを決めていた。
結果としては満開には少し早く、 想像していた光景とは違っていた。 

しかし、 花よりも素敵なことに出逢えた。 なにしろ山の斜面一杯に、 たくさんのウグイスとクロツグミの声が木霊し合っているのだ。

初夏の陽光は新しい季節の準備を終えていない僕の肌に少し厳しかったが、 明るい尾根に吹く風は、 汗をかくという言葉を忘れさせるほどにさらさらと乾いていた。
そして、 まだ熟していないヤマツツジの花たちの上を、 薫風と鳥たちの歌声が三次元の方向性の中で幼児のお遊戯のように絡み合い、 駆け回っていた。

誰もいない頂上に設えてあった東屋のベンチに横臥し、 耳に訪れる鳥たちの囀りと風のブレスを聴きながら、 暫しまどろんだ。
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X-T1 + XF18-55mm F2.8-4.0 OIS

by libra-mikio | 2015-04-26 21:05 | 高原 | Comments(0)
2015年 04月 25日

お店の夜

茅ヶ崎のとある住宅地の一角には商店街というほどではないがお洒落な店が点在する。
僕はときどき、 このお店たちの夜の顔を撮影している。

夜のお店の・・・、 いや、 お店の夜のディスプレイを見るのは楽しい。
昼間には全く気付かなかった店主のしゃれっ気がさりげなく表れている。
鎌倉も葉山もいい。 鵠沼は・・・ダメ、。 まして辻堂はブー。

今日は、 X-T1 に ZUIKO35mmF2 をつけて開放・ISO1600で撮った。 
手振れ補正なんかなくても、 デジタルボディと明るいZUIKOで難なく撮れる。 すげぇ!
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と、 ここで書くのは終わりにしようと思ったが、 あとひとこと。
以前或るカメラ雑誌で、 北海道のFM局を運営しているアマチュア紳士が、 M6+Sumilux50mmF1.4+ILFORDで、ヴェネツィアのゴンドリエを夜に撮った写真を見た。
心底、 いいなぁと思った。 
僕が夜の写真に目覚めたのは、 このアマチュアカメラマン氏のおかげである。





 

by libra-mikio | 2015-04-25 21:19 | | Comments(0)
2015年 04月 21日

コデマリと地球の自転

コデマリに注ぐおぼろな太陽の光は、 その蕾が作る影が自らの葉に落ちているのを偶然見かけた僕が気を惹かれ構図を作りながら、 やれ絞りだ、 やれシャッタースピードだなどと焦っていることにはとんとお構いなく、 流れの無さそうな大河の水が少しずつ確実に移動するように花影の位置を変え、 僕を悩ます。

だって、 のろのろしているとせっかくの影が葉っぱから出てしまうのだもの。

子供の頃星の観察をしている時に体感した地球の自転を、 こんな真昼に感じるとは思ってもみなかった。

センス・オブ・ワンダーを維持・醸成するためのツールを写真に求めた僕としては、 気付きを頂いたことは結構なのだが、 葉っぱがもう少し大きかったら、 花影が逃げ去るまでにもう少しましなショットが撮れるのに・・・などと恨むのである。
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Canon EOS 5D + EF100mm f/2.8L Macro IS USM

by libra-mikio | 2015-04-21 21:03 | 季節 | Comments(0)
2015年 04月 20日

モクレンに関する愚考

笑われることを覚悟で書くのだが、 以前からのモクレンについての興味のことである。

仏教の経典によると、 仏の十大弟子の二番目は、 大目犍連=大目連 (だいもくけんれん=だいもくれん) と呼ばれる。 「大」 は強調なので、 普通に目連でも通じる。

花のモクレンは 「木蓮」 で、 これだけなら単に音が同一というだけだが、 大目犍連はサンスクリットの発音では「マハーモッガラーナ」 である。 強調の 「大」 は 「マハー」 なので、 本質は 目連=モッガラーナ である。

ここでモクレンの英名を思い出すと、 magnolia=マグノリアである。 フランス語でも発音こそマニョリアだがスペリングは同じくmagnoliaである。

モッガラーナとマグノリアは限りなく近い発音ではないか。

つまり、 モクレン=木蓮は、 目連であり、 モッガラーナであり、 マグノリア≒マニョリアなのではないか?

なんだか訳が判らなくなってきたが、 つまりモクレンは仏の十大弟子の二番目の名前を持つ高貴な花木であり、 西洋でもその語源の出自をキープしている、 と言いたいのである。

因みに仏の一番弟子は、 あの般若心経に出てくる 舎利子=舎利沸=シャーリープトラである。
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なんか、 一生懸命に書いた割には、 つまらんものを書いてしまった・・・と、やや空しい。

by libra-mikio | 2015-04-20 23:28 | | Comments(0)
2015年 04月 19日

遠くへ行きたい、のだが・・・

朝は強い方だ。 そして朝が好きだ。 休日の朝には、 今日は何をしようかと考える。

急に遠くに行くことを決定したり、 愚図愚図しながら結局近場を回ったり。

クルマ? 自転車? 散歩? 電車?・・・、 その朝の気分で移動手段も変わる。 持って行くカメラも変わる。

とにかくどこかへ行きたい。

古くは 「兼高 かおる 世界の旅」、 永六輔の「遠くへ行きたい」 があり、 今でも毎日どこかの局が紀行番組を放送していることを思えば、 どこかに行きたいと思うのは、 農耕民族としての日本人に共通した欲求なのだろう。

そしてこの日の朝である。 本来 「遠くへ行き」 たかった筈であるが、 前夜の深酒により、 家の前の海に落ち着いた、 ということである。
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Canon EOS 5D + EF24-105mm f/4L IS USM

by libra-mikio | 2015-04-19 21:00 | | Comments(0)
2015年 04月 18日

さくらの花の詰め合わせ

想像してごらん。

部屋のチャイムが鳴り、 誰かから届けものが来る。 運んできたくれた人にお礼を言い、 判子を押して受け取る。

箱はそう大きくはないが、 それにしても軽いな、 と思いつつテーブルに着き丹念にテープをはがす。

段ボールを開け始めると、 なんだか柔らかな香気とともに光が漏れてくる。

待ち切れずにぱっと箱を開けたら・・・

まばゆい光のレイが部屋に解き放たれ、 その光源の上にさくらの花が一杯に詰まっている。

さくらの花の詰め合わせ・・・!

そんなストーリーを勝手に思いながら、 遅い八重を撮った。
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Canon EOS 5D + EF100mm f/2.8L Macro IS USM

by libra-mikio | 2015-04-18 22:06 | | Comments(0)
2015年 04月 16日

フルートアンサンブル LYNX

顧問弁護士が所属する虎ノ門の ひかり総合法律事務所 が創立20周年を迎えたということで、 今日は記念パーティーが行われた。

ホテルオークラでの盛大なパーティーで、 主賓の野田前首相や、 現政権の甘利大臣が祝辞を述べた。 目立たなかったけどSPもたくさんいたんだろうな。

で、 そんな来賓はいいとして、 パーティーの華としてLYNXというフルートアンサンブルの美女4人 (ただし皆子持ち) が登場した。 
ここで読者は僕がフルートをこよなく愛していることを思い出さねばならぬ。

いやぁ、 ヨカッタ。 楽しく聞かせてもらったし、 たまたまステージのそばに陣取っていたので、 彼女たちの口許を注視することができた。 
あ、 イヤラシイ目的ではなく、 歌口への息の吹き込み方、 特に高音⇒低音⇒高音などの時のクチビルの形状に注目していたのである。
また、 バスフルートの音色も初めて生で聴くことが出来たし、 アルトフルートに対する或る誤解も払拭できた。

ところで、 あろうことか、 彼女たちのフルートは僕より巧いではないか!
しかし冷静に考えれば、 彼女たちは4人とも東京藝大出身らしいので、 ヤマハポピュラーミュージックスクール出身の僕より多少巧くても致し方ない。
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Canon EOS 7D + EF100mm f/2.8L Macro IS USM
なんとなくの、 今日のイメージ写真です。

by libra-mikio | 2015-04-16 23:20 | 音楽 | Comments(0)
2015年 04月 15日

水飲み場、春宵

子供の頃、 遊び疲れて夕方家に帰ると祖父はたいてい相撲を見ていた。 年がら年中相撲をやっていたはずはないが、 そういう印象が色濃い。

子供にとり相撲なんぞ面白い筈がなく、 かといって共働きの親はまだ帰って来ず、 一人っ子の僕は皆が揃う夕飯までの間、 家の中でなにか一人遊びをしていたのだろう。

一人遊びには長けていたので、 一人であることを理由とする淋しさには無縁であったが、 たまにふと、 おそらくはもう友達の姿が消えた公園の情景などを想像すると、 子供ながらに寂寥感に包まれることがあった。

遊具の中でも華やかな存在であると思っていたブランコなども、 子供たちの潮が引いた後は淋しいだろうと思ったが、 水飲み場というのも孤独の象徴であった。 理由は定かではない。

先日、 春宵の公園を訪れた時、 昔ながらの水飲み場を見つけ、 そんなことを思った次第である。
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Canon EOS 5D + EF24-105mm f/4L IS USM
光のリングは意図したものではない。 何の装置も用いずに撮った写真だ。 このような写りを経験するのは初めてのことである。

 

by libra-mikio | 2015-04-15 23:08 | | Comments(4)
2015年 04月 14日

姫踊子草

ヒメオドリコソウ。 姫踊子草。
彼女たちの名前を知ったのは大学1年生の時だった。
今でもボロボロになりながら手元にある山と渓谷社刊の 「野草ハンドブック・1 春の花」 で覚えた。

山渓というのは立派な出版社だ。 誠文堂新光社、 地人書館、  恒星社厚生閣もついでに立派な出版社であると言っておく。 
少年期の僕に、 これらの会社が出す本は多大な影響を及ぼした。
更についでに書くが、 文庫本のフォントにも好き嫌いがあり、 中学生の頃から僕は新潮文庫の文字のファンで、 角川文庫の文字にはなじめなかった。

閑話休題、 ヒメオドリコソウである。

僕は彼女たちを可愛いと思う。 街の娘のように垢抜けていないところがいい。 どうせ僕だって垢抜けていないのだから。
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Canon EOS 7D + EF100mm f/2.8L Macro IS USM

by libra-mikio | 2015-04-14 23:22 | | Comments(0)