Mickey's world

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2014年 08月 31日

逝く夏に

今年の夏は僕に何を運んできたか。 今年の夏に僕はどんなアスペクトを見たか。

霧ヶ峰の静寂と、 昔への回帰の始まりの湘南と、 こともあろうに、 僕自身の坐骨神経痛の発症、 というところか。

この坐骨神経痛は現在進行形であり、 大いに、 ほとほと、 困っている。 が、 人間五十年、 いろいろと悪さも出てくるだろうと、 少し開き直っている。

八月三十一日という節目の日。 やけに涼しい夏の終わり。 明日から九月だ。
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OLYMPUS OM-4Ti + 真面目なZUIKOレンズちゃんたち 


  

by libra-mikio | 2014-08-31 21:47 | 季節 | Comments(2)
2014年 08月 29日

ダリアのような笑顔

さっき鵠沼に寄ってお袋と飲んだ。 お袋は缶ビール一本だが。

お袋は82歳だ。 しなびてしまった。 35㎏だそうだ。 骨粗鬆症だ。 腕も掌も血管が浮き出ている。 血圧は無論高く、 眠剤は欠かせない。

先日は自転車で踏切を越す時に転び肋骨を折った。 それ以来自転車は粗大ゴミに出し、 キャリアカート(?)に変えた。
1年ほど前からヘルパーさんに来てもらい、 風呂やトイレの掃除をしてもらっている。

楽しみだった公民館の活花クラブも、 部屋の場所取り(?)係の順番が来るのが億劫になりやめた。

親父の三回忌が過ぎてからもう当分役目がないと感じたのか、 急速に衰えた。 しかし幸いなるかな認知症ではない。
七人きょうだいの下から2番目なのだが、 きょうだいで生きているのは直の姉一人。 この姉が湘南の特養におり、 認知症になり、 若いころ務めた百武侍従長のお女中の頃の話を延々とすることを目の当たりにし、 ああはなるまい、 と精神力で認知症の誘惑を押し返している。

・・・そんなしなびたお袋だが、 笑顔が素敵だ。 まるでダリアが咲いたような笑顔を見せるのだ。
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by libra-mikio | 2014-08-29 22:55 | | Comments(0)
2014年 08月 28日

構造計算

東工大で建築を勉強している長男から、 まだ面接が残っているが、 と前置きしつつ院試に受かったとラインで知らせてきた。 構造計算を専攻するという。

目出たいのだが、 恐る恐る学校のHPで確認すると、 授業料は大学院も学部と同じ年額53万余円なのでヨカッタと一安心。 しかし、 なんと入学料28万円と書いてある。
同じ大学の学部から院に進むのだから、 改めて入学料を取ったらダブルチャージではないか。 この入学料ってホントに要るのかしらん? 

授業料といえば、 僕の信州大学への入学は昭和52年で、 当時の授業料は年額9万6千円であった。 30数年で6倍弱の変遷・・・を読み解くことは興味深い。

閑話休題、 一転して自然界の創造物の形状には実に様々なものがある。 叢の中の野草の花には、 一体どのような構造計算が成り立っているのか。
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by libra-mikio | 2014-08-28 21:23 | | Comments(0)
2014年 08月 27日

友達の樹

ダム湖に隣り合う公園を歩いていた時、 落葉を見て、 桂が生えていることに気付いた。 

桂の葉は丸くて可愛い。 秋、 この黄葉はお菓子のような甘いにおいを発する。

桂で印象に残っているのは、 八千穂高原のとある滝壺の脇に生えていた個体だ。

以前の山帽子にしてもそうだが、 あそこにはあの時撮った樹があるな、 というのは楽しい。

数ある樹木の中から、 僕が撮った樹、 枝を想い出し、 その場所に行けばかなりの確率で再会できる。

彼らをこれから、 友達の樹、 と呼ぼう。

人間の友達を作るより易しい。
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by libra-mikio | 2014-08-27 22:02 | 高原 | Comments(0)
2014年 08月 26日

夏の夜の北風

今宵酔って帰り、 わが部屋に憩えば、 恩寵のような北風が入ってくる。

しばらく前の邪悪な湿熱に比し、 なんと清浄な大気であることか。

季節の廻りにこうべを垂れる。

わが部屋は暫し、 ヤマホトトギス咲く高原になる。
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by libra-mikio | 2014-08-26 22:38 | | Comments(0)
2014年 08月 25日

旧いヨット遊びのように

今現在の湘南のヨット風景だが、 何かしら古めかしい写真のように思えてしまう。 「八月の濡れた砂」 など連想してしまう。 何故だろう。 

波の形が旧いんだ。 嘘だ、 波の形に新旧なんてあるはずがない。 

それではヨットそのものが旧いんだ。 ・・・これは言える。 ウィンドはどんどん進化したが、 ヨットは実は旧態依然、 写真のスナイプ級なんて、 設計は1931年だぜ。

でもそれだけじゃないな。 やはりたまたま出たこの写真の色が、 なにがなしノスタルジーをかきたてる色合いなんだな。

不思議なものだ。
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PowerShot S100 

by libra-mikio | 2014-08-25 22:20 | | Comments(2)
2014年 08月 24日

ツリガネニンジン “I'd loved you before I met you."

拙ブログにはこれまで何回かツリガネニンジンのことを書いた。 それだけ僕はこの小さな花が好きだ。

初めてツリガネニンジンを知ったのは高校時代に読んだ串田孫一の文章であった。 そして本物のツリガネニンジンをこの眼で見たのは、 大学に入ってからであった。

受験勉強の時に、 英語に堪能ないささか軟派な叔父に教わった過去完了の用例は、 “I'd loved you before I met you." であった。
僕は初めてツリガネニンジンと出逢った時、 この言葉を囁いた。

因みに集合知によれば、 その花言葉は、 詩的な愛、 優しい愛情、 感謝、 誠実 (別の説もあったが・・・)。
そして驚くべきことに、 僕の誕生日、 10月4日の誕生花であるという (別の説もあったが・・・)。
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霧ケ峰にて。 

by libra-mikio | 2014-08-24 19:40 | 高原 | Comments(0)
2014年 08月 22日

池塘の子供たち

訪れる人もない早朝の高層湿原をもとおれば、 池塘の子供たちが今日は何をして遊ぼうかと相談している・・・

そんな寓話をこしらえたくなる様子だった。

池塘の子供たちがどのように生まれて、 なにゆえいい塩梅の距離を置いて、 いま在るのか、 その不思議は知らない。

集合知によれば、 当地の泥炭層は3,000年かかって2.3mの堆積をしたというが、 この子どもたちは今在るから在るのであり、 僕がない知恵を絞る必要はない。

素直に受け入れることをようやく体得してきた僕は、 素直に風景を受け入れる。
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Canon EOS 7D + EF24-105mm f/4L IS USM、 EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 

by libra-mikio | 2014-08-22 21:51 | 高原 | Comments(0)
2014年 08月 21日

音が聞こえないことが最高の贅沢なのかもしれない

本当に静かだった。

聞こえるのは、 遠く近く、 喜びに満ちた鶯の声だけであった。 

しかし時折、 遠くを走る、 茅野から高原へ通う定期バスの音が、 大半は霧に吸い込まれながらもその残りを曖昧な音に変えながら、 小さく僕の耳に届いた。

見上げれば霧の斜面は明るく、 白樺は翳になった。  

繰り返し言うが、 本当に静かだった。 

音が聞こえないことが、 今の時代の最高の贅沢なのかもしれない。
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Canon EOS 7D +EF-S10-22mm f/3.5-4.5 USM

by libra-mikio | 2014-08-21 22:27 | 高原 | Comments(0)
2014年 08月 20日

思いがけぬ水滴

肉眼で被写体を見、 ああ、 これを写そう、 と思ってレンズを向ける。 この作業は当たり前である。

しかし出来上がった写真を見た時、 思いがけず驚くことがある。

多くは、 露出に失敗したが、 却ってそれがアジになっていた・・・などという場合だ。

ところが、 肉眼では見えていなかった微細な絵柄が見事に写っていたりする。 この場合は 「儲けもの」 なのだが、 何でこんな風景を見抜くことが出来なかったのかと、 口惜しくなる時もある。

今回のクモの巣の水滴がそうである。 肉眼ではただの細いクモの糸くらいにしか思っていなかったのに、 出来上がりはどうだ、 こんなにもびっしりと水滴が付いているではないか。

結果として綺麗に撮れたとは思うが、 見抜けなかった自分に拗ねている。
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Canon EOS 7D + EF100mm f/2.8L Macro IS USM

by libra-mikio | 2014-08-20 22:16 | 高原 | Comments(0)