Mickey's world

libramikio.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2013年 12月 ( 25 )   > この月の画像一覧


2013年 12月 31日

今年読んだ本

今年もいろんな本を読んだ。 ふと思いついて手近にある本を寝床に拡げてみた。 おもしろいもの、 つまんないもの、 ためになるもの、 買わなきゃよかったと思うもの・・・
e0126386_15554214.jpg


今年のヒットはこの6冊かな。
e0126386_15553491.jpg


『フランス組曲』・・・イレーヌ・ネミロフスキー・・・これは一回拙ブログにも書いた。 

『ラブレス』・・・桜木紫乃・・・これは良かった。 これが良いばっかりに、 直木賞を獲ったホテルローヤルはイマイチだった。

『三教指帰 (さんごうしいき)』・・・空海・・・これも拙ブログで書いた気がする。 もちろん現代語訳。 司馬遼太郎の 「空海の風景」 に概略説明が載っていたが、 現代文で読めるとは、 しかも文庫で出ていたとは! 日本の出版文化の奥深さを感じた。

『なぜノンフィクション作家はお化けが見えるのか』・・・工藤美代子・・・著者は立派なノンフィクション作家である。 で、 見えやすい人なのである。 ノンフィクション作家が自分の見えるモノをフィクションとして書くはずがなく (あくまでそう思うだけだが)、 従ってホントのお化け話なんだなぁ。 怖っ。

『伊那谷の老子』・・・加島祥三・・・ボクは加島さんは若いころから老子に造詣が深かったのだとばかり思っていたら、 なんと60を過ぎてから傾倒したことが判った。 漢文の老子ではなく、 英訳された老子を読むほうがストンと腑に落ちるというところが、 実になるほどなぁ、 と感じ入るのである。

『仏教の真実』・・・田上太秀・・・かねてより仏教は宗教ではない、 信仰ではない、 仏教は哲学である、 と思っていたボクは著者の論理に快哉を叫びたくなった。 でしょう、 本来の仏教には信仰の対象はいないのです。 神様とお釈迦様は全く違うのです。 ブッダを有難がっていても何も始まらない、 ブッダになれるよう努力するやり方が書かれているのがお経なんです。 だからお経は生きている人の行動指針なんです。 お釈迦様は死んだ後のことには一切触れていないのです。 なんで葬式の時に死者のためにお経をあげるのか、 もう既に根本的に間違っている!

と怪気炎を上げたところで、 今年も残すところあと8時間を切りました。

皆様、 良いお年を~!

P.S. あ、 あと2冊追加。
e0126386_18425815.jpg


『エンジェル フライト 国際霊柩送還士』・・・佐々涼子・・・今年1月に拙ブログで紹介した、 日本のエンバーマーたちのドキュメント。 泣ける。 尊敬する。 頭が下がる。 彼ら、 彼女らが活躍しないことを祈るのだが、 事件事故は否応なしに世界で起きている。 今年も何人のご遺体が帰国されたことか・・・

『あるロマ家族の遍歴』・・・ミショ・ニコリッチ・・・ジプシー、 ツィゴイネル、 ジタンなどと呼ばれるさすらい人たちの物語。 彼らはその呼び名を嫌い、 ロマとして胸を張って生きている。 究極のデラシネ・ピーポー。 国境、 人種の垣根を越えた、 島国ニッポン人にはおよそ見当のつかないシビアな人生を謳歌している家族。 目からウロコの一冊でした。

・・・ということで、 今度こそ、 ハヴァ・ハピィ・ニュー・イヤー!!!

by libra-mikio | 2013-12-31 16:07 | | Comments(0)
2013年 12月 30日

グザビエとシモーヌ

彼、 グザビエは白人なので肌が白いのは仕方がないが、 若いのに苦労をし過ぎて頭髪も真っ白になってしまった。

一見真面目そうなのだが、 実は彼の周りには何人もの結構カワイイ日本人女性がいて、 直接彼のハダカに触れて服を脱がせたり着せたりしているのである。

ではこの世の春ではないか。 なのになぜオール白髪になったのか・・・

それはね、 グザビエには (或る時魔がさして、 こともあろうに) 将来を誓っちゃったシモーヌがいたのだ。

そしてシモーヌは来る日も来る日も、 グザビエを向かいの店の高みから監視しているのだ。
e0126386_1915747.jpg
e0126386_19151332.jpg
Canon EOS 7 + EF24-105mm f/4L IS USM + X-TRA400
EOS 7だよ、 7Dじゃないよ、 不朽の名機 フィルム7を7,000円でゲットしたんだ!
嬉しくて仕方ない(笑)

by libra-mikio | 2013-12-30 19:21 | | Comments(0)
2013年 12月 29日

店のない花屋

若いころは頑なに野に咲く花の美しさのみを愛でていた。

でも花屋の花だって、 何かを感じる人がいるから、 作る人がいて、 購う人がいて、 心休まる人がいる。 ・・・と思うようになった

空き地にクルマを停め、 場末の飲み屋の女将のような人がシクラメンを売っていた。

写真撮らせて、 と言ったら、 いいよ~、 とウルトラハスキーボイスが返って来た。

よく見りゃ彼女はボクよりトオは若い。 オネエサンにとって、 ボクはオジイさんだったのだろう。
e0126386_2048898.jpg
PENTAX *ist DL2 ちゃん。 600万画素、 今日も顔晴る。

by libra-mikio | 2013-12-29 20:51 | | Comments(0)
2013年 12月 28日

Whoever find this I love you.

” Whoever find this I love you. ”
『 これを見つけた人を、 誰でも、 私は愛します。』
孤児院の少女が、 小さなカードにこの言葉を書き、 自分の部屋の窓から外へ投げていた。 何枚書き続けたか、 何年続いたのかは知らない。
( 加島祥造 : 「老子までの道」 より )

孤児院の少女は、 他人へ施すべきものは何も持たなかった。 しかし何かを誰かに分かちたい、 差出たい、 そう思った。 カードは、 彼女が差出すことのできるただ一つのものだった・・・

こういう文章に出くわすと、 ボクは激しく感動し、 反省せざるを得ない。
だって、 ” Whoever ” なんだぜ!
e0126386_21325214.jpg
OLYMPUS OM-4Ti + G.ZUIKO50mm F1.4 + X-TRA400

by libra-mikio | 2013-12-28 21:35 | | Comments(0)
2013年 12月 26日

冬の陽は赤っぽく暮れてゆく

冬の陽は赤っぽく暮れてゆく。

残照の海面をモーターボートが帰ってくる。

良かった。 

だって、 彼女がいなかったらあまりにも寂しい風景になってしまうから。
e0126386_22481018.jpg
Canon EOS 7D + EF24-105mm f/4L IS USM

by libra-mikio | 2013-12-26 22:49 | | Comments(0)
2013年 12月 25日

口惜しさも趣味の醍醐味

GO STOP で止められた時、 ちょうど助手席側にこの店があった。

慌ててウィンドウを下ろし、 ライカ使いを真似てOLYMPUSで速写を試みる。

ダメだ。 露出的にはいいと思うが、 あと少し絞れば店内のギターも締まったのに。

瞬時にISOが上げられればこんな悔恨も無かろうが、 しかし、 これが銀塩カメラの楽しみでもある。
e0126386_20242619.jpg
 OLYMPUS OM-4Ti + G.ZUIKO50mm F1.4 + X-TRA400

by libra-mikio | 2013-12-25 20:28 | | Comments(0)
2013年 12月 24日

ユリノキの黄葉 儚い雲のメレンゲ添え

♪ プラタナスの枯れ葉舞う 冬の道で・・・♪、 とやってみたかったので一応ググッてみたら、 有るは有るは、 先人達が何人もブログネタにしていらっしゃる。

となるとアマノジャクとしてはプラタナスはもう使えない。 では、 素材はユリノキで行こう。 

葉っぱの形からハンテンボクと言われたり、 花がチューリップに似ているからチューリップツリーとも言われるユリノキ。

その黄色い葉っぱに空ゆく儚げな雲をメレンゲにして、 Mickey's world レシピの出来上がりだ。
e0126386_20304930.jpg
OLYMPUS OM-4Ti + G.ZUIKO50mm F1.4 + X-TRA400
 

by libra-mikio | 2013-12-24 20:38 | | Comments(0)
2013年 12月 23日

寒くて物音ひとつしない

冬になると夜が早くやって来てしまうので遠出が億劫になる。 勢い、 近場で被写体をクンクンと探す。 するとあるんだな、 これが。

神奈川県は湘南海岸や横浜を抱えるので、 県内のほとんどが平野のように思われるが、 県を東西に真っ二つにすると、 その西半分は丹沢山塊に代表される山国なのである。 MAPIONの3Dで見てみると一目瞭然だから見てみて。

それゆえ、 冬場はこの西部丘陵をウロウロすると結構フォトジェニックな光景に出くわす。

震生湖。 その名の通り関東大震災の時に出来た堰止湖。 と言っても流入・流出河川ともに存在せず、
地下水脈で周囲の水系とつながっている・・・そうだ。

シンセイコという音の響きと字面はボク好みではないが、 いつ来ても静寂に包まれて、 冬ならば鳥も鳴かず、 とにかく寒くて物音ひとつしないのだ。
e0126386_1646520.jpg
PENTAX *ist DL2 ちゃん。 600万画素、 頑張る。

by libra-mikio | 2013-12-23 16:46 | | Comments(0)
2013年 12月 22日

真冬 朝 層積雲

久し振りに超広角を持って出た。

山中湖にでも行こうかと西に向かって出発したが、 空一面に広がる層積雲を見て、 これは海に行かなきゃ、 とUターン。 結局ウチの近所にクルマを停めて、 鵠沼海岸でこれを撮った。

EF-S10-22mm f/3.5-4.5 USMはコントラストが強く、 つまり写り過ぎのツッパリレンズなので、 敢えてフォギライザーで丸くした。

空を撮るの、 久し振りだな。 超l広角、 久し振りだな。 ネイチャーにはデジタルの方がラクだな(ホンネ)。
e0126386_1737973.jpg
Canon EOS 40D + EF-S10-22mm f/3.5-4.5 USM

by libra-mikio | 2013-12-22 17:40 | | Comments(0)
2013年 12月 21日

アンダルシアの蜜柑

ゴッホは浮世絵に関心を持ち、 憧れ、 少しでも日本に近付こうと、 オランダからアルルまでやって来た。

アルルでの日々、 ゴッホが弟テオに書いた手紙には 「テオよ、 僕は日本にいるようだ」 とあるという。

今日、 ボクは逆にスペインはアンダルシアへの未知の郷愁に誘われた。

神奈川西部の蜜柑畑に一人立ち、 遠く相模湾を見通しながら遠い欧州のオレンジ畑に心を巡らした。

「・・・よ、 ボクはアンダルシアにいるようだ。」
e0126386_2040486.jpg
e0126386_20411048.jpg
PENTAX *ist DL2 

by libra-mikio | 2013-12-21 20:49 | | Comments(0)