Mickey's world

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カテゴリ:花( 289 )


2017年 08月 28日

リコリスの頃

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久し振りにお気に入りのガーデンに行くと、もうリコリスのワールドだった。
秋の田の曼殊沙華ももちろん大好きだが、ちょっと洋装のリコリスもなかなか捨てがたい。

このガーデンでは既に花期は盛りを過ぎたようであったが、一体彼女たちはいつ最大のおめかしをしていたのだろう。
あの、なんとなく暗かった8月の中旬か。
だったらもっと早く訪れればよかった。




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以前、この花に添えてジョディ・フォスターのアイリスのことを書いた。
前回は思いっきり露出を落としたが、今回は天に向かって咲く健気さを表してみた。
それにしてもブルーハワイのような蒼と、優しいピンクのハーモニーは何と贅沢なことだろう。
丁寧に撮ってあげたくなる。




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ここに来るとたくさんのリコリスたちに逢うことが出来る。
自然の植生ではもちろんないが、僕はリコリスたちの美しさを充分に堪能する。
これらの美しい花々を、美しく咲かせる努力をしているスタッフさんたちに敬意を覚える。


by libra-mikio | 2017-08-28 22:07 | | Comments(0)
2017年 07月 10日

ようやく合歓たちが元気になってきた

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ようやく合歓たちが元気になってきた。

中くらいの谷の、西の尾根の中ほどに、この合歓はいる。
梅雨の中休みの、まだあまり高くない今日の朝日が横から射している。
シャッターを切る瞬間、風がさりげなく通り過ぎた。
花も葉も、ちょっと大げさに驚いている。




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陽が高くなると、一様な光線でのっぺりとした印象になってしまう。
それでも半逆光の合歓を探し、なんとか絵になるよう願って撮る。
晴天の真昼の合歓は難しい。
急に夕立でも来ればいいのに、などと思う。




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しかし、合歓はどうしてこのような花を咲かせることになったのだろう。
繊細すぎる。
クローズアップ双眼鏡で覗くと、それはそれは美しく、本当に見惚れてしまう。



by libra-mikio | 2017-07-10 22:28 | | Comments(0)
2017年 07月 03日

振り仰ぐ

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湖岸の周回道路には、先ほどまでの雨が上がった後の、強烈な湿度が満ちていた。
強い日差しが否応なく、せっかく落ちた雨滴をまた空に返し始めている。

ふと見上げると形のいいクルミの実があちこちに下がっていた。
僕にはもう、これがオニグルミなのかサワグルミなのか区別がつかない。

口惜しさから言うのではなく、今の僕には、クルミ、でいい。




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何故、ヤマユリを振り仰ぐのか。
実は切り立った法面の上の方から道路に向かい咲いていたのだ。

野草である。
でも、こんなにゴージャスな野草がほかにあるだろうか。

神奈川県の県花になっている。
ただしこの花の名前ををひらがなで書くと、悲しく忌まわしい出来事が思い起こされてしまう。




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毎年、合歓を探しに行く。
小諸の、とある場所の合歓は大変に美しかった。
実はうちの近所にも美しい合歓があったのだが、最近は不思議ときれいにはならないのだ。

でもね、日曜日にある湖のほとりで期待の出来そうな合歓を見つけた。
まだ少し早かった。
来週は、もっと妖艶な姿を見せていることだろう。


by libra-mikio | 2017-07-03 21:48 | | Comments(0)
2017年 05月 14日

薔薇の季節が始まっている

もう、薔薇の季節が始まっている。

毎年、年間パスポートを求める花菜ガーデン。
大輪、儚げ、主張するビビッドカラー、奥ゆかしい内気な娘。
たくさんの種類の薔薇が咲き乱れるが、僕はここ1-2年、ブルーグレーであったり薄いブラウン系の花に惹かれる。
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薔薇に恋する人って粋だと思う。
新しい花を作ることを夢見る人。
創出はせずとも、毎年美しい花を見事に咲かせるために丁寧に手入れをする人。
去年だったか、薔薇を育てる人にジェラシーを感じると書いたが、その想いは今後も変わらないだろう。
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僕はその薔薇たちを写真に撮る。
きれいに、素敵に見えるよう一生懸命撮る。
それが僕と薔薇の付き合い方だ。
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EOS 7D+100MACRO






by libra-mikio | 2017-05-14 19:38 | | Comments(0)
2017年 04月 10日

桃源郷

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桃は立派な園芸農学品種だ。
そしてそれ以前に、立派な鑑賞植物だ。
実に可愛らしく美しい。
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山梨の、後世、「桃源郷」と命名された地域の一画にある、桃と菜の花のコントラストが美しい場所。
桃源郷だぜ。
陶淵明だ。
昔、文化が太平洋ではなく大陸に向かって開いていたころのスマートな言葉だ。
清少納言の香炉峰ではないが、陶淵明さんも黄泉で苦笑しているだろう。
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確かに桃源郷だ。
桃の桃色と、菜の花の菜の花色(当たり前だ)が素晴らしい。
雨なので、僕は桃源郷を独り占めしている。


by libra-mikio | 2017-04-10 22:26 | | Comments(0)
2017年 04月 09日

古城の桜

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桜の季節になると、小山城址に来たくなる。
もう何年も前、自分の感性で見つけた桜の聖域。
土地の人しか訪れず、その人たちの数も少ない。

雨の日曜、今日はきれいだという確信があった。
先週来た時には蕾は堅かった。
でも今日はきっときれいだろう。
期待は裏切られなかった。

古城の桜は幹に苔をまとい、しかし花はたった今生まれたばかりだ。
人の営み、そして時間などということを考える。
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by libra-mikio | 2017-04-09 21:59 | | Comments(0)
2016年 10月 09日

秋薔薇

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自然界の生命は巡り来る季節を確実に捉え、ためらうことなく行うべきことを行う。
秋の薔薇もその一つであり、五月ほど一斉に咲きほころぶ訳ではないが、一株ごとに自分の判断を天に謳い上げ、気付けばそこかしこで咲き揃って来る。

あすの朝は雨になることが判っていた金曜日の晩、バッテリーの充電を怠らず、目覚めたらすぐに薔薇を撮りに行こうと決めていた。
雨滴を纏った秋薔薇を撮りたかったのだ。

考えてみれば、何度も何度も同じテーマを繰り返し撮っている。
しかし、自然の美は、打ち寄せる波に一つとして同じものが無い様に、いつも新鮮な驚きを僕にもたらしてくれる。
僕は謙虚に、それを受け止めるだけである。
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EOS7D + EF100mm f/2.8L Macro IS USM

by libra-mikio | 2016-10-09 22:18 | | Comments(0)
2016年 09月 07日

”アイリス”の瞳の青

映画「タクシードライバー」のことは何度も書いている。
それだけ凄い映画だった、ということだろう。少なくとも僕にとって。
1976年、監督はマーティン・スコセッシ。ロバート・デ・ニーロと、ほんの少女であった、あのジョディ・フォスター。

13歳のアイリス(ジョディ・フォスター)の瞳の青が忘れられない。
リコリス・スプレンゲリーを、そんなイメージで撮ってみた。
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X-T1
「タクシードライバー」

by libra-mikio | 2016-09-07 23:04 | | Comments(0)
2016年 09月 06日

君の名は 

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名前って面白い。
いつか、フランス語の講義を受けた時その独自の記号の名前を、アクサン・シルコンフレクスと教わった。
なにかこう、フランスに連綿と続く豪農のような人格を想起させる。
アクサン・テギュがアクサン家の当代の家長で、アクサン・グラーヴは大叔父にあたる。
・・・ん?、姓と名が逆か(笑)

ムスクルス・ステルノクライドマストイデウスというのは、ドイツの音楽家なのだろうが、一体いつの時代の?、と思いきや、胸鎖乳突筋という首の両側を上下に走る太い筋肉のドイツ名だそうだ。

ところで、リコリス・スプレンゲリーちゃんである。
どこの国のお嬢さんだろう。
スプレンゲリーというのは少なくともラテンでもゲルマンでもないな。
ケルト系か。
しかし、1st nameのリコリスはどうだ。
なんとなくギリシアっぽいな、つまりヘレニック系か。
ミッコノース! リッコリース!
・・・

ミズ・リコリス・スプレンゲリー。
朱鷺色のドレスにブルーのシルクを合わせ、夏の終わりに忽然と現れる君。
君の名は、その名前だけで、既に僕を虜にしている。
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X-T1

by libra-mikio | 2016-09-06 21:56 | | Comments(0)
2016年 06月 28日

内面への沈潜

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内面への沈潜。
この言葉を使わなくなって幾星霜。
有体に言って宮仕えにおいて、内面なんぞに沈潜していたら、バスは行ってしまう。
でも。
でも、それでいいのだろうか?


Nur wer die Sehnsucht kennt、
Weiß, was ich leide!
・・・
憧れを知るもののみ、
わが悩みを知らめ!
・・・


深く内面を彷徨い、憧れを全力で憧れることが出来る人に、僕は胸襟を開きたい!
そして僕は、そういう人に出逢い、思う存分話をしてみたい!
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by libra-mikio | 2016-06-28 22:00 | | Comments(0)