Mickey's world

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カテゴリ:Mic記( 70 )


2017年 09月 22日

後味がそれほど悪くないフェイクニュース

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なんと、昨夜あれだけ慟哭した、12歳のフリーダ・ソフィアちゃんは実在しないということが、メキシコ海軍から発表された。
元々いなかったんだって。なんじゃそりゃ?

でもさ、実際にいて、且つデッドエンドの72時間を過ぎたらば、それはそれで全世界が哀しみに包まれる。
結果フェイクでも、どちらかといえば後味が悪くないフェイクニュース、だね。


by libra-mikio | 2017-09-22 23:34 | Mic記 | Comments(0)
2017年 08月 21日

たすけて

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誰かたすけて!
おふくろとのコミュニケーションが取れない。

彼女の名誉のためにこれだけは先に書くが、彼女は身の回りのことは出来ている。

でも耳が遠くて会話が成立しない!
成立しないのであれば話しかけないでほしいのだが、お構いなしに細々としたことを言う。
たまらない。
返事をしても聞こえない。
勝手に相づちを打っている。

モウダメ、会話が成立しないことほどフラストレーションが溜まることはない。

お母さん、僕は優しくしたいのだよ。
だから話しかけないで!
お願いだよ。
口を利かないで!

そう思う自分に、フラストレーションがたまるんだよ。


by libra-mikio | 2017-08-21 22:47 | Mic記 | Comments(1)
2017年 08月 20日

漂流

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10日間の長い夏休みをいただき、それはあと数時間で終わる。
この長い240時間を僕はどのように使ったのか。
一つ一つを指で差し、これは善かった、これは今一つだったなどと自分自身を評論することは愚であろう。
自分が決めることが許された、自分の時間の使い方を、自分でけなすことは無用だ。

ただ、こんな書き出しをすることは、何か不完全さを身の内に感じているということだ。
世間に甘えて、大抵のことはやって来たような感じもするが、極々当然のことながら、自分の間口の狭さに実のところ辟易している。
僕が本当にやりたいことは何なのだろう?

18歳の青年にとってこそ想うべき事柄を、還暦を目前にした自分が想うとは!

漂っている。
漂流している。
人生の目的が見えない。

今、僕は自分が情けない。
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by libra-mikio | 2017-08-20 21:06 | Mic記 | Comments(0)
2017年 08月 12日

よみがえるバカ

子供の頃父親と散歩をしていたとき、かなり勾配の急な坂を八百屋か何かのカブがスピードを上げて降りて来た。
カブは僕たちの近くを歩いていたおばさんの間近で、大きなブレーキ音とタイヤの軋みを発して止まった。
カブの兄ちゃんはそのおばさんと面識があったようで、止まった後、悪びれず、満面の笑みで「えへへ、驚いたでしょ」
要するにおばさんをからかったのだ。
おばさんはもちろん驚き顔が引きつっていた。

その後、父親が吐き捨てるように言った。
「馬鹿者が。ブレーキが利かなかったらどうなるかということを、全く考えていない。お前は、あのようにはなるな」
子供ながら、僕は父親のいう意味を即座に理解した。


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江の島の桟橋のすぐ下に、水上バイクの奴らが集まるようになって何年にもなる。
観光客が橋をそぞろ歩くので、奴らは「見られてシアワセ感」を満喫している。ゾクと一緒。
派手にターンを決めて水しぶきを盛大に上げる。
大抵後ろに女を乗っけている。
周囲に何もない所でやればまだしも、仲間のバイクをめがけて水しぶきを浴びせた。
瞬間、子供の頃のカブのバカが脳裏によみがえった。


スキンヘッドのマッチョバカよ、江の島っていうのは、お前らみたいなガキが来るところじゃないんだよ。
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by libra-mikio | 2017-08-12 18:21 | Mic記 | Comments(0)
2017年 08月 03日

白樺

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子供の頃から海辺の育ちで、だから白樺への憧れは並大抵のものではなかった。
或る時従兄が、家族旅行で信州に行ったからそのお土産だ、と言って白樺林のポスターを我が家に持ってきた。
そのポスターは今でいうA0サイズ、実に立派で、ほどなく僕の勉強部屋に張られることになった。
癒された。
そのポスターを見つめていると、NHK-FMの野鳥の声の放送で初めて聞いたカッコウの鳴き声が聞こえてくるのだった。
(あの頃、僕の頭の中にぐるぐる回ってエンドレスだったのは、カッコウの声と吉田美奈子=朝は君に、だけだった)




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こんなお洒落な樹木は他にはないと思う。
花木ではないから、春夏秋冬、いつでもその樹皮の妙を感得できる。
こんな風に、少しやつれていたってワクワクする。
僕にとって白樺は信州の象徴なんだけど、初めて新千歳空港から札幌に向かう電車の車窓に、至極無造作に白樺林が現れた時にはびっくりしたな。
住宅地、いや線路脇に普通に生える白樺。
寒冷地ならば当然かもしれないが、なんとも羨ましかったものだ。




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倒れても、白樺。
た お れ て も し ら か ば 。
いいな。


by libra-mikio | 2017-08-03 22:12 | Mic記 | Comments(0)
2017年 07月 25日

読了

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今年になって、重い腰を上げて、これまで中途で放棄していた鈴木大拙の「日本的霊性」を読み終わった。
勢いを得て、やはりとん挫していた森清著「大拙と幾多郎」も今日、読了した。
3年越し、いや、5年越しかもしれない。
合間に「無心ということ」「禅」を読んでいたが、ようやく、大拙・鈴木貞太郎の爪の垢の一塵ほどに目を向けることが出来たレベルか。

それにしても明治の日本人力には瞠目すべきものがある。
司馬遼太郎が明治の日本人を賞賛する気分が良く判った。
明治人は胸を張って西欧に出て行った。そして東洋の精神を西欧にちゃんと伝えていた。

東慶寺に隣接する松ヶ丘文庫のHPにあたると、老いた大拙が1952年と53年にコロンビア大学で行った講義録「鈴木大拙 コロンビア大学セミナー講義(1952年秋冬学期・1953年春学期)」が昨年刊行された、とあった。
講義は無論英語で行われているが和訳本のようだ。
是非読んでみたい。


by libra-mikio | 2017-07-25 22:42 | Mic記 | Comments(0)
2017年 06月 13日

2017年、初夏の田んぼ

ここは御殿場の田んぼ。
朝の富士が逆さに写って、いい感じ。
これを撮ったのは5月4日午前8時半。今では苗も大きくなっているだろう。
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年に何回か、田んぼっていいな、と思う時がある。
何故かはよく判らない。
でも道すがら、あ、と思ってクルマを停めてしまう。




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国道20号を通れば早く信州方面に行けることは判っている。
けれどあまり風情がないので、釜無川の南西を北上する県道12号をよく使う。
そこで発見した棚田。6月2日午後6時前。
遠くに八ヶ岳を望む、いい空間だった。




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駒ヶ根温泉ホテルの最上階からこっそり撮った、6月3日朝5時半の田んぼ。
伊那谷に昇る朝日が水面に反射し、僕はうれしくて自然と笑みをこぼした。

数日前にアップした、天竜川の河岸段丘の上の田んぼはこの後に撮ったものだ。
田んぼって、なんか、いいな。


by libra-mikio | 2017-06-13 22:32 | Mic記 | Comments(0)
2017年 06月 11日

ついにあの鳥の名前が判った!

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ついにこの鳥の名前が判った!
ガビチョウ、というそうだ。

この写真は2015年6月18日の拙ブログ「ムラヤマ・クロツグミのメス? 」にアップしたのと同じ写真である。
要するに僕は長いことこいつの姿を見ることが出来ず、こいつの鳴き声をクロツグミの声だと思い込んでいたのだが、上の文を書いた日に初めてその姿を捉えたのだった。
もちろん即座に野鳥の図鑑で調べたが、どうしてもクロツグミではないと感じた。このいきさつは前ブログに詳しい。
結局、違うよなぁ、と思いつつ、これはきっとクロツグミのメスで、眉毛が白いことからあの村山首相の名前をくっ付けて、ムラヤマ・クロツグミのメスだなどといい加減なことを書いたのである。半信半疑で。

で、実は今日箱根の温泉に行く道すがら、環境省が設置している「箱根ビジターセンター」に寄ったのだが、箱根に生きる野鳥の写真カードが展示されていた。
もしかしてあいつのカードがあるかも? と思い、期待に手を震わせながらめくっていくと・・・あった!
しかしそこには初めて聞く名前「ガビチョウ」と書いてある。
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ガビチョウ?・・・知らない・・・
早速、センターに備え付けの鳥類大辞典など数冊をひっくり返したが、そんな名前はない。
途方に暮れる1ミリ前で、そうだ学芸員さんにきいてみよう、と閃いた。
(僕はナントカ大臣と違って学芸員さんは立派な人たちだと思っている)
相手をしてくれた方は40台の女性で、なんかこう、優しさのカタマリみたいなチャーミングな方だった。たとえるならば原日出子さんのような💛 (余計か)

僕:
実はこれこれしかじかで、この鳥をずっとクロツグミだと思っていたが今日初めてガビチョウであると知ったんだ。フッ、参ったな。しかし僕が初めて聞く名であると同時にどの辞典にも出ていない。これは一体なんでだろう?もし君に知識があるのならば、そして僕に伝えることをヤブサカではないと思うのならば、教えてはくれないだろうか。

チャーミングさん:
うふ、いいわ。教えてあげる。あなたは実に素敵なポイントを突いたわ。実はこの鳥はもともと日本にはいなかったの。中国からペットとして連れてこられたのよ。でもね、ペットが逃げ出したのか、或いは業者がうるさく鳴くこの鳥を持て余して山に放しちゃったのか、とにかく近年急にあちこちで繁殖したの。これはね、ガビチョウっていうのよ。ガ・ビ・チョ・ウ💛 中国での漢字は画眉鳥で、そのまま音読みにしているのね。最近のことだから、こどもやちょうずかんにも偉そうな権威主義的辞典にも出ていないのだわ。 

僕:
ふーむ、ガビチョウ。ところで自分で言うのもナンだが、僕は鳥の声の聞きなしには多少自信があるんだぜ。しかしこいつは、多少の不信感を持ちつつも僕をしてクロツグミだと思わせた・・・。そこのところが少し口惜しいな。俺もヤキがまわったか。

チャーミングさん:
あら、今度は自己嫌悪? あのね、あなたが間違えたのはおそらく無理もないのよ。実はガビチョウはすごく耳がいいと言われているの。どういうことかというと、他の鳥の声をすぐに覚えて真似をするのよ。しかも本当に上手く。実際に、オオルリやキビタキ、サンコウチョウの真似をするのを私は知っている。クロツグミの鳴き真似なんてコロッケ以上に上手いはずよ。だからあなたはそうひがまなくてもいいのよ。どう? ご気分を直すことが出来て?

・・・バカらしい。すみません。

最後に実際にガ・ビ・チョ・ウ💛の美しくも狂おしい鳴き声をシェアさせていただきます。


★さらにオマケ
箱根からの帰り道に当たるので、つい、ヨロイヅカファームのなお美さんのモニュメントに寄ってしまう。
この、なお美より、という文字の形に惹かれてしまうのだ。
今日のバラを何気なく撮ったのだが、いま写真を見ていて気が付いた。むむ、右に金属の銘板が新しく設置されている!
このモニュメントは日々進化している。
今度、ゆっくり読みに行こう。
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by libra-mikio | 2017-06-11 21:10 | Mic記 | Comments(0)
2017年 05月 30日

電線のない電柱

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電線のない電柱を見つけた。
それは奇異であり、この上ない違和感があった。
どちらかと言うと、嫌な感じのものであった。




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倒せばいいのに。
この世から無くしてしまえばいいのに。

でも、それを敢えて撮る自分がいる。
美しいものが好きだと公言し、事実その部分が99%を占めるのに、昔から僕は禍々しいものに惹かれる素地を1%持っている。

若い頃から続く現象だが、何気なく本屋に入り、何気なく棚を回ってふと手に取る一冊が、明治時代の血みどろ画の画集であったりする。
本の背表紙のタイトルを見て選ぶ訳ではない。
おそらく僕が惹き寄せられるのだろう。

そういう時、僕の中の99人の僕は、早く本を閉じろと叫ぶ。
しかし同時に、無関心を装う1人の僕が、存在する。
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by libra-mikio | 2017-05-30 21:47 | Mic記 | Comments(0)
2017年 05月 28日

或るモニュメント

小田原側から箱根にアプローチすると、手前に秀吉が築いた石垣山の一夜城址がある。
城はもちろん残ってはいないが、城郭が公園になっている。
とても良い公園で、豊臣に楯突いた北条の末期を偲ぶという侘び寂びの雰囲気は全くなく、明るく開放的だ。

この公園の駐車場に、パン屋さんがある。
お洒落で美味しいパン屋さんで、しかし敷居は高くない。
そのパン屋さんが、公園ではない部分の海側の斜面に、湘南ゴールド(柑橘類)やブルーベリーの畑を作っている。

去年この一夜城址を知った僕は、折に触れ訪れていた。
今年になって、いつの間にかそのパン屋さんの畑の一画にモニュメントが新設されたことを知った。
そのモニュメントには、なお美さんという方の直筆のような散文が刻まれている。
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いったい、なお美さんという方は誰なのだろう?
文面からするとなんとなく亡くなる間際の走り書きのように思えるけど、この農園の海を見渡せる一等地に建立されたのだから、きっとオーナーかなんかなんだろうな・・・と思っていた。

行く度に、なお美さんという方が気になりだして、ググれば判るかなということでPCに向かった。
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全く予期しなかったが、なお美さんというのは、川島なお美さんだった。
お洒落なパン屋さんと思っていたのは、ご主人であるパティシエの鎧塚俊彦さんのお店だった。
そして川島なお美さんは、2015年の9月に亡くなっていた。
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そういうことが初めて判り、今日、改めてお洒落なパン屋さん、いや「一夜城ヨロイヅカファーム」を訪れた。
そして改めて、川島なお美さんの文章を読んだ。
病床でしたためたのだろうね。
自らの死を認識していた訳だね。

今まで ありがとう なお美より って、悲しいね。




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このモニュメントから数メートルのところに、立って抱き合う蛙のモニュメントがある。
実に不思議だ。
何で蛙が登場するのかさっぱり判らない。

でもね、一体の蛙の背中に、こんな刻印を発見したんだ。
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T 8 N

Tは、おそらく俊彦さんのTだよね。
Nは、おそらくなお美さんのNだよね。
8は、おそらく、・・・?

8は無限大記号を倒立したものなのかもしれない。
でも、大きなお世話だが、気になって二人の関係を集合知に当たってみたら・・・

二人の出逢いから、なお美さんの死による離別までの間が、8年間だと判った。

悲しいね。


by libra-mikio | 2017-05-28 21:20 | Mic記 | Comments(0)