上田には夜に入った。
今回の旅の主目的は上田の街を散策することである。
上田は僕にとり初めての街なのだ。
きっかけはこの夏から読み始めている池波正太郎の真田太平記である。まだ4巻目だ。
真田幸村親子のことは、司馬遼太郎の本で多少かじったことはあるがあまりよく知らない。
ということで、すでに真田太平記を読み始めてはいるが、まずは真田家の地元に足を運んで土地の雰囲気を味わうことにしたのだ。
ホテルにチェックインしてすぐ、僕は上田城におもむく。
今から400年ほど前にあった真田家と徳川家の上田合戦では多くの死者が出たわけで、本来ならオバケが怖くて夜のお城なぞ歩けない筈だが、あまり古いと歴史になっちゃうからもちろん怖くはない。
でもこれが、4‐5日前にそこの井戸で・・・なんて言われたら、たぶん怖い(笑)
X-T1 + XF 18mm F2