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2015年 09月 14日

海の星月夜

毎日新聞朝刊に俳句とその解説が載っている。「季語刻々」というタイトルで、坪内稔典氏が紹介している。先日の句は、河東碧梧桐であった。

吾が庭や椎の覆へる星月夜

  quote
庭に大きな椎の木があって、その下は真っ暗。でも木の下を少しずれると星明りだ。
(中略)
小学生のころ、星月夜には影踏みをよくした。キツネを踏んだ、と叫ばれると尾が急に生える感じだった。星の夜は妖しい。
  unquote

この、後半のキツネの文、そして「星の夜は妖しい」、が妖しい。いいなぁ、こういう文章。
星の光で影踏みができる!

ところで、星月夜、というのは月も出ている光景をつい思いがちだが、正しくは、「星の光で、月夜のように明るいと感じた夜」の意味なので、お月様はおらず、星明かりのみの夜のことだ。
いずれにしてもこの文章から、夜気にしっとりと濡れた野面の道の情景が思い浮かぶ。

今宵も湘南は暮れ往くが、海の星月夜というのをいつかは経験したいものだ。
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あ、写真は星月夜ではなく、星月夜を予感させる夕景・・・このまま星の光だけで白い波がみえたらいいなぁ、なんちゃって、ということデス。

by libra-mikio | 2015-09-14 22:15 | | Comments(0)


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