断わっておくがこのタイトルは無論、 城山三郎氏の随筆のタイトルである。
湘南の海というのは、 いや、 海というのはそこはかとなく悲しいものだ。
海には数々の想いが溶けている。 そしてそれはどちらかと言うと 「おもしろうて やがて悲しき・・・」 想いなのだと思う。
人間は、 社会、 組織からすれば蟻なのだろうが、 その個に於いて全宇宙に匹敵する喜び、 悲しみを持つ。
時の為政者は全宇宙に匹敵する各個の幸せを願わねばならぬ。 大変だとは思う。 しかし、
有事に民間船舶を徴用するなどとは、 口が裂けても言ってはならぬ。
Canon EOS 7D + EF24-105mm f/4L IS USM