2014年 03月 31日

夕映えに立ちて

詩人 尾崎喜八の、 創文社版 尾崎喜八詩文集 の第7巻の名は 「夕映えに立ちて」 という。 串田孫一から連なる僕の大人へのTEXTとして、 尾崎喜八は大きなPOSITIONを占めている。

残念ながら或る時、 加藤周一が尾崎喜八を指し、 戦時の御用詩人 といったような否定をしているのを読み少し悲しくなったが、 僕がTEXTとした本たちにはそのような片鱗が一切窺われず、 知らなくて済むのなら知るまい、 と思ったりしたものだ。
(僕は同時に加藤周一の 「羊の歌」 にも大きく感性を・・・理性ではなく・・・揺さぶられたものだ)

そう、 夕映えに立ちて。 舞台は疎開先であった信州・富士見高原の日々なのだが、 その感性は僕の中で普遍化し、 湘南の海でも通用するように、 いつの間にか形を変えた。

僕は今 「海の夕映え」 を前に、 「立って」 いる。
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EOS7D + EF24-105mm f/4L IS USM

by libra-mikio | 2014-03-31 21:55 | | Comments(0)


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