今夜は一体どうしたことだろう。 海からの強風と雨が、 緩急の 「緩」 を忘れたように唸りをあげて襲いかかって来ている。
こんな晩はどうしたって、 三島由紀夫の 「英霊の聲」 を想起せずにはいられない。
あれは春の嵐であったが、 今、 波浪の雄たけびを聴いていると、 遥か南方海上に集った兄弟神たちが、 日本の行く末を案じて歯がみをし、 憤っているのだと感じざるを得ない。
最近、日本人は何か悪いことをしたのか・・・
・・・そうか、 首都の首長の体たらくに唾棄しているのかも知れない・・・
Canon EOS 7D + EF24-105mm f/4L IS USM